私を救った東洋の古典|王陽明・安岡正篤・儒教と禅の言葉

私を救った東洋の古典|王陽明・安岡正篤・儒教と禅の言葉 読書

仕事がつらかった時期、私を救ってくれたのは、儒教や仏教の考え、東洋の哲学でした。いま思えば、よい勉強になりました。

こういう哲学を、読んでくださる方にも紹介したい。そんな気持ちもあって、このブログを続けています。

この記事は、これまでに書いてきた古典の記事の入口です。気になる言葉から、それぞれの記事へ進んでみてください。

この記事で紹介すること
  • 古典に触れるきっかけになった王陽明と安岡正篤先生
  • つらいときに救われた儒教の言葉
  • 毎日の心がけになる処世の言葉(呻吟語・酔古堂剣掃・言志四録)
  • 禅・仏教の言葉と、西洋の哲学との重なり

きっかけは、王陽明と安岡正篤先生

論語や古典に触れる機会が増えたのは、安岡正篤(やすおか まさひろ)先生の本を読むようになってからです。学生のころは全然知りませんでした。

安岡先生が紹介していた話のひとつに、王陽明が竜場という僻地に流され、大変な目にあいながら、そこで大事なことを悟ったという逸話があります。つらい場所への左遷が、人を大きく成長させるきっかけになったのかと思いました。

その後、私自身に本社から地方の工場への転勤の話がきたとき、この話を思い出しました。「立処皆真(どこにいても真理がある)」。そう受け止めて転勤を決め、新しい環境を楽しむことができました。

つらいときに救われた、儒教の言葉

仕事で厳しい言葉を毎日のように浴びていた時期がありました。そのとき心を軽くしてくれたのが、『中庸』『大学』『論語』の言葉です。

声を張り上げたり、きびしい顔で威厳を示したりするのは「根本的なことではない」。利益ばかりにもたれて行動すると、怨まれることが多い――。こうした言葉を知ってから、怒っている人の見え方が変わり、違った景色が見えてきました。

言葉出どころ記事
徳は本なり、財は末なり『大学』『中庸』『論語』人生に疲れたときに読んでほしい古典の言葉
自反(自らに反る)『論語』『孟子』(安岡正篤『知命と立命』より)日々の反省が自分の成長につながる
不学固陋(学べば固ならず)『荀子』日々学ぶことで頑固さが消える

毎日の心がけになる、処世の言葉

人生の知恵を短い言葉にまとめた本からも、心に残った言葉を記事にしています。

本心に残った言葉記事
『呻吟語』(呂新吾)日々を楽しむ気持ち・遊び心遊び心を忘れないようにしたい
金銭よりも道徳を重んじる金銭よりも道徳を重んじたい
才能・学識をひけらかさない才能/学識をひけらかさない
『酔古堂剣掃』(安岡正篤の講話)悶々とするときは、何かに差し向かいになる悶々とするときは差し向かいになる
『言志四録』(佐藤一斎)禍福栄辱も考え方ひとつ幸せやお金持ちは捉え方次第

禅・仏教の言葉

言葉記事
日日是好日(毎日が吉日)日々是好日について考える
不昧因果(因果をごまかさない)※安岡正篤『運命を開く 人間学講話』より不昧(ふまい)の意味
心配事の9割は起こらない禅の教え:心配事の9割は起こらない

その後、小林正観さんの考え方に触れて、老荘に近い思想も入ってきました。老子の本を探しに図書館へ行った話も書いています(図書館で出会った意外な1冊――呼吸の科学と老子のことば)。

西洋の哲学とも重なる

時代も国も違うのに、西洋の哲学にも同じような考え方があります。

安岡正篤先生の本は、これから1冊ずつ

安岡先生の人間学講話の本は、ほぼすべて読みました。『知命と立命』『運命を開く』『酔古堂剣掃』、そして王陽明についての本。これから1冊ずつ、この記事から読めるように紹介していきます。

まとめ

この記事のポイント
  • 古典に触れるきっかけは、安岡正篤先生が紹介していた王陽明の話
  • つらいときに救ってくれたのは、儒教の言葉
  • 呻吟語・酔古堂剣掃・言志四録、禅の言葉は、毎日の心がけに
  • 西洋の哲学にも、同じような考え方がある

どれか1つでも、読んでくださった方の心が軽くなるきっかけになればうれしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました