IrfanViewのインストール・日本語化・Allプラグイン導入|セットアップ完全ガイド【2026年版】

IrfanViewのインストール・日本語化・プラグイン導入 パソコン

「IrfanViewをインストールしてみたら英語のままだった」「対応していない画像形式があってがっかりした」――これ、IrfanView初心者あるあるです。

わたしも初めてIrfanViewを使ったとき、メニューが全部英語で慌てました。さらにHEIC(iPhoneの画像)を開こうとしたらエラーが出て、「あれ?人気のソフトって聞いたのに…」と困った経験があります。

実はIrfanViewは、本体・日本語化ファイル・プラグインの3つをセットでインストールすることで真価を発揮します。逆に本体だけだと、機能が半分しか使えていない状態です。

この記事では、IrfanViewを「ちゃんと使える状態」にするまでのセットアップ手順を、ダウンロードから日本語化、Allプラグイン導入までまとめて解説します。最後まで終えれば、HEIC・RAW・PDFまで開けるパワフルなビューアになりますよ!

この記事でわかること
  • 32bit版・64bit版のどちらを選べばいいか
  • 公式サイトのどこをクリックすればいいか(画像つき)
  • メニューを日本語に切り替える手順
  • HEIC・RAW・PDFを開けるようにするプラグイン導入
  • 仕事で使う場合の注意点(ライセンス)

2026年9月19日 更新:9月18日に公開されたIrfanView 4.76に合わせて、バージョン表記と言語ページの案内を直しました。日本語ファイルは今回も「4.75 to 4.51」の欄にあり、手順そのものは変わっていません。

IrfanViewとは?まず簡単におさらい

IrfanView(アーファンビュー)は、1996年からずっと開発が続いている世界で最も歴史のある無料画像ビューアの一つです。

  • 軽い・速い(本体はわずか8MB、起動も一瞬)
  • 100種類以上の画像フォーマットに対応(プラグイン込み)
  • 個人利用は完全無料
  • 一括処理(リサイズ・形式変換・透かし)が強力

基本情報

項目内容
ソフト名IrfanView(アーファンビュー)
最新バージョン4.76(2026年9月18日公開)
対応OSWindows XP / Vista / 7 / 8 / 10 / 11
種類32bit版・64bit版・ARM64版
本体サイズ約8MB(とても軽量)
価格個人・非商用利用は無料(商用利用は有償ライセンス)
開発者Irfan Skiljan氏(1996年〜)
公式サイトwww.irfanview.com
仕事で使う場合はライセンスが必要です
  • IrfanViewは公式サイトに「Freeware for non-commercial use(非商用利用に限り無料)」と明記されています。ご家庭での写真整理や個人ブログの画像加工なら無料で使えますが、会社の業務で使う場合は有償ライセンスの購入が必要です。学校・教育機関向けの扱いもあるので、職場で導入する際は公式サイトのライセンス条件を確認してください。

「とりあえず画像を見たい・サクッと変換したい」というニーズに最強のソフトです。基本的な使い方はIrfanViewの使い方|30年愛される無料画像ビューアでも紹介しています。

どの画像ソフトを選べばいい?

ステップ① 公式サイトからダウンロード

まずIrfanView本体をダウンロードします。必ず公式サイトからダウンロードしてください。検索結果に出てくる「ダウンロードまとめサイト」経由は、アドウェアが混入しているケースがあるので避けましょう。

公式サイト:https://www.irfanview.com/

IrfanView公式サイトのダウンロードボタン
公式サイト中央に「32-BIT」「64-BIT」のDOWNLOADボタンが並んでいます。すぐ下の「PLUGINS」ボタンが後で使うプラグインです(公式サイトより)

ページの中央に赤い「DOWNLOAD」ボタンが左右に2つ並んでいます。左が32-BIT、右が64-BITです。そのすぐ下にあるグレーの「PLUGINS」ボタンは、ステップ④で使うので場所を覚えておいてください。

32bit版と64bit版、どっちを選ぶ?

あなたのPC選ぶべきバージョン
2015年以降のWindows PC64-bit(こちら推奨)
古いノートPC・10年以上前のPC32-bit
Snapdragon搭載などのARM版WindowsARM64(公式サイトの「ARM64 page」から)
よくわからないとりあえず64-bit

大きな画像(数十MBの高解像度画像)を扱う場合は64-bitのほうが安定しています。迷ったら64-bitで問題ありません。

ステップ② インストール手順

ダウンロードした iview***_setup.exe を実行します。日本語のインストーラーはないので英語のままですが、ほぼ「Next」を押すだけです。

インストールで迷うポイント

  • “Create shortcuts” 系のチェック:デスクトップにアイコンが欲しければチェック、不要ならオフ
  • “For all users” or “Only for me”:1人しか使わないPCなら「Only for me」でOK
  • “Set IrfanView as default viewer”:これにチェックを入れると、画像ファイルをダブルクリックしたときにIrfanViewで開くようになる(おすすめ)
  • “What’s New” を表示する画面:そのままFinishでOK

所要時間は1〜2分。インストール自体は迷うことはありません。

日本語化
日本語ファイルを入れてメニューを日本語に

ステップ③ 日本語化する

インストール直後はメニューが全部英語のはずです。日本語化していきましょう。

日本語ファイル(Language File)のダウンロード

  1. 公式サイトの言語ページにアクセス:https://www.irfanview.com/languages.htm(サイト上部メニューの「LANGUAGES」からも行けます)
  2. ページを少し下にスクロールして、「For version 4.75 to 4.51」という欄から 「Japanese」 を探す(※上の一覧にはありません。理由はすぐ下で説明します)
  3. 「Installer」のリンクをクリックしてダウンロード
⚠ ここでつまずきます:日本語は上の一覧にありません
  • ページ上部の「Languages for version 4.76」の一覧に、日本語は入っていません(英語・ドイツ語・中国語・韓国語などはあります)
  • 日本語は、その下の「For version 4.75 to 4.51」という欄のいちばん上にあります
  • 「最新版用じゃないけど大丈夫?」と思いますよね。公式に「mostly compatible with the newest version(最新版でもたいてい動きます)」と書かれているので、そのまま使って問題ありません
  • 私も最初、上の一覧だけを見て「日本語がない」と勘違いしました。下までスクロールしてみてください
IrfanViewの言語ページ。日本語は下の欄にある
上の「最新版用」に日本語はありません。下の「4.75 to 4.51」の欄の先頭にあります(画面は4.75当時のもの。4.76でも同じ配置です)

言語ファイルにはZIP版とInstaller版がありますが、Installer版(.exe)が圧倒的に簡単です。実行するだけで自動的に正しいフォルダに配置されます。

IrfanViewで日本語に切り替える

  1. IrfanViewを起動する
  2. 上部メニュー → Options → Change language… をクリック
  3. 言語一覧から 「JAPANESE.DLL」(または「Japanese」)を選択
  4. OK をクリック
  5. メニューが日本語に切り替わる!

これで「ファイル」「画像」「オプション」など、日本語メニューで操作できるようになります。

それでも日本語にならないときは
  • まずIrfanViewを一度閉じて、開き直してみてください。これで直ることがあります
  • 「Change language」の一覧にJAPANESE.DLLが出てこない場合は、言語ファイルの入った場所がずれています。Installer版(.exe)で入れ直すのが確実です
  • どうしてもうまくいかないときは、少し前のバージョンを入れるという手もあります。私は4.58に言語ファイルとAllプラグインを入れたら、きれいに日本語になりました
  • ただし古い版はセキュリティ更新が止まっているので、まずは最新版で試すのがおすすめです
プラグイン
プラグイン導入で対応形式が爆増
ここでいったん休憩:この先を続ける価値について
  • ここまでで、IrfanViewは日本語で使える状態になりました。次のステップ④は少しだけ手間がかかりますが、これをやるかどうかで使い勝手が大きく変わります。
  • 「そもそもIrfanViewで何ができるのか」を先に知っておきたい方は、IrfanViewの使い方|30年愛される無料画像ビューアの実力と便利な機能まとめに目を通してから戻ってくると、プラグインがなぜ必要なのかが腑に落ちます。

ステップ④ Allプラグインのインストール(重要)

ここが一番大切なステップです。プラグインを入れないとIrfanViewの真価は発揮されません。HEIC・RAW・PDF・JPEG2000など、対応できる形式が大幅に増えます。

プラグインで増える対応形式の例

  • HEIC / HEIF:iPhoneで撮った写真の標準形式
  • RAW:一眼レフ・ミラーレスカメラの未加工データ(CR2、NEF、ARWなど)
  • PDF:PDFファイルを画像として開ける
  • PSD:Photoshopファイル
  • 動画形式の一部(MP4、AVI、WebMなど):フレーム抽出が可能
  • JPEG2000、WebP:次世代フォーマット

WebP変換についてはIrfanViewで画像を一括WebP変換する方法、HEICの変換についてはIrfanViewでHEIC(iPhone写真)を開く・JPGに変換する方法で詳しく紹介しています。

PluginPackのダウンロードとインストール

  1. 公式サイトに戻り、ダウンロードボタンの下にある 「PLUGINS」 ボタンをクリック(本体と同じビット数を選びます。64-bit本体なら右側のPLUGINS)
  2. 「Installer」をクリックしてダウンロード(ファイル名は iview***_plugins_setup.exe など)
  3. ダウンロードしたインストーラを実行
  4. インストール先のIrfanViewフォルダを確認(自動で検出される)
  5. そのまま「Install」をクリック → 完了
ビット数は本体とそろえてください
  • 64-bit版の本体に32-bit用プラグインを入れても認識されません。本体が64-bitならプラグインも64-bitを選んでください。「プラグインを入れたのにHEICが開けない」というトラブルの多くはこれが原因です。

プラグインのインストール自体は1〜2分で終わります。IrfanViewを再起動すれば、対応フォーマットが大幅に増えています。

必要なプラグインだけ選びたい場合

PluginPackはAll-in-Oneなので、不要なプラグインも含まれます。ディスク容量が気になる場合は、個別のプラグインだけダウンロードすることもできますが、初心者は一括インストールで問題なしです。容量は十数MB程度で済みます。

セットアップ後にやっておくと便利な設定

「ちゃんと使える」状態になったあと、ちょっとした設定で使い勝手がぐっと上がります。Nくまのおすすめ設定を紹介します。

関連付け:画像ファイルをIrfanViewで開けるようにする

オプション → 「フォーマットへの関連付け」 から、IrfanViewで開きたい画像形式にチェックを入れます。jpg・png・gif・heic・webpあたりにチェックを入れておくと便利です。

マウスホイールで画像送りができるようにする

オプション → 設定 → ビュー から、「マウスホイールでファイル送り」を選択。これで、フォルダ内の画像をマウスホイールで次々と切り替えられます。アルバム整理が圧倒的に楽になります。

サムネイル表示を使えるようにする

キーボードの T キー(または ファイル → サムネイル)でサムネイル一覧を表示できます。フォルダ内の写真を一覧で確認したいときに便利です。

トラブルシューティング

Q. HEICが開けない

まずPluginPackをインストールしているか、本体とプラグインのビット数が合っているかを確認してください。それでも開けない場合は、Microsoftの「HEIF画像拡張機能」「HEVCビデオ拡張機能」もインストールが必要です(Microsoft Storeで入手)。

ここで1つだけ注意です。Microsoft Storeの「HEVC ビデオ拡張機能」は、有料(120円)で販売されています。パソコンによっては最初から入っていて無料のまま開けることもあるので、まずはPluginPackを入れた状態で試してみて、それでも開けないときだけ購入を検討してください。なお一度購入すれば、同じMicrosoftアカウントの他のパソコンでも使えます。

Q. 日本語化されない

言語ファイルがIrfanViewのインストール先と違うフォルダに置かれている可能性があります。Installer版を使うと自動で正しい場所に配置されるので、ZIP版で失敗した場合はInstaller版を試してください。

Q. 32bit版と64bit版を間違えてインストールした

そのままアンインストール→正しいビットのバージョンを再インストールすればOK。設定はレジストリに残っているので、再インストール後も保持されます。プラグインも同じビット数で入れ直すのを忘れずに。

Q. インストールしたのに画像をダブルクリックしても開かない

Windowsの「既定のアプリ」がIrfanView以外になっています。IrfanViewのオプション → フォーマットへの関連付けでチェックを入れるか、Windowsの設定 → アプリ → 既定のアプリから変更してください。

このソフトを応援したい方へ
  • IrfanViewは、イルファン・スキリャンさんが1996年から開発を続けているソフトです
  • 個人で使う分には、無料のまま使い続けて大丈夫です(仕事で使う場合は、公式サイトでの登録が必要です)
  • 気に入ったら、公式のSupport IrfanViewのページから寄付で応援できます。1口15ユーロで、PayPalやクレジットカードが使えます(金額は自由に決めることもできます・英語のページです)

まとめ:3ステップで「真のIrfanView」が完成

IrfanViewを最大限に活用するための3ステップをおさらいします。

  1. 🔽 本体をインストール(64-bit版がおすすめ)
  2. 🇯🇵 日本語化(Installer版が一番ラク)
  3. 🧩 Allプラグインをインストール(本体と同じビット数で/HEIC・RAW・PDFなど対応形式が爆増)

この3ステップを終えれば、IrfanViewは「ただのビューア」から「画像処理の万能ナイフ」に変わります。Photoshopは高価で手が出ない方、軽量で使いやすいツールが欲しい方には本当におすすめです。

写真をたくさん扱う方へ:あると変わる2つ

IrfanViewは「大量の写真をさばく」ためのソフトです。だからこそ、ソフト以外のところで差が出ます。私が実際に使っていて、買ってよかったものを2つだけ挙げておきます。

① マウス:ホイールを回す回数が、とにかく多い

上の「マウスホイールで画像送り」を設定した方は、もうお分かりだと思います。IrfanViewはひたすらホイールを回すソフトです。数百枚をパラパラ送って、いい写真を探す。

じつは私、以前軽い腱鞘炎になったことがあります。そのとき買い替えたのが、サンワダイレクトのエルゴノミクスマウスでした。くわしくはパソコンで腱鞘炎になったときの対策に書いています。

買い替えて変わったこと
  • 手をひねらない角度なので、長く使っても楽です
  • しっかり握れるぶん、クリックのときの指の動きが小さくなりました
  • 静音ボタンなので、夜に作業しても家族に気をつかいません
  • 充電式で、電池交換がいりません

パッと見は使いにくそうな形なのですが、慣れると戻れません。結局、自宅用と会社用に2つ買いました。

② カードリーダー:カメラから取り込む入口

私はミラーレスカメラで撮った写真を、SDカードでパソコンに移しています。そのときに使っているのが、バッファローのマルチカードリーダーです。2,000円くらいでした。

選んだ理由
  • ケーブルが本体に付いているので、なくしません。これが地味にありがたいです
  • SD・microSDのほか、CF(コンパクトフラッシュ)やメモリースティックも読めます。私はほとんどSDしか使いませんが、昔のデジカメの写真を整理したいときに効いてきます
  • パソコンにカードスロットが付いていない機種でも、これ1つで済みます
⚠ 正直に書いておきます:USB 2.0です
  • これはUSB 2.0の製品なので、何百枚もまとめて移すときは、それなりに待ちます
  • USB 3.0対応のリーダーなら、数倍速いです
  • 私は「撮ってきたぶんを、ときどき移す」という使い方なのでこれで困っていません。毎回大量に移す方は、USB 3.0対応のものを選んだほうが快適だと思います

どちらも「なくても困らないけれど、あると毎回ちょっと楽になる」たぐいのものです。写真を扱う時間が長い方ほど、効いてくると思います。

IrfanView関連記事(使い方シリーズ)

セットアップが終わったら、次は実際の使い方を覗いてみてください。よく使う機能を記事ごとに詳しく解説しています。

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