「Evernoteが有料になって、もう使えない…」「ノートアプリを乗り換えたいけど、どれがいいかわからない」
そんな悩みを持っている方に、ぜひ知ってほしいのが Joplin(ジョプリン)。完全無料でオープンソース、メモ・ノート・タスク管理がまとめてできる、実力派のフリーソフトです。
この記事では、Joplinのインストールから基本的な使い方、クラウド同期の設定まで、実際の画面を見ながら丁寧に解説します。

Joplinとは?基本情報まとめ
Joplinは2017年に公開されたオープンソースのノートアプリです。GitHubのスター数は43,000以上(2026年時点)を誇り、世界中のユーザーから支持されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | Laurent Cozic(個人開発・オープンソース) |
| 対応OS | Windows / Mac / Linux / iOS / Android |
| 価格 | 完全無料(オープンソース) |
| 同期先 | OneDrive / Dropbox / Nextcloud / WebDAV など |
| 暗号化 | E2Eエンドツーエンド暗号化に対応 |
| データ形式 | Markdown(.md)+添付ファイル |
| GitHub Stars | ★43,000以上(2026年5月時点) |
Joplin vs Obsidian vs Notion vs Evernote 比較表
主要なノートアプリと比較してみましょう。どれを選ぶかは「何を重視するか」で変わります。
| 比較項目 | Joplin | Obsidian | Notion | Evernote |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | ✅ 完全無料 | 個人無料/同期有料 | 無料プランあり | 基本機能有料化 |
| オフライン利用 | ✅ 完全対応 | ✅ 完全対応 | △ 一部のみ | △ 有料プラン |
| クラウド同期 | OneDrive等 | Obsidian Sync(有料) | クラウドのみ | Evernoteクラウド |
| Markdown | ✅ ネイティブ対応 | ✅ ネイティブ対応 | 一部対応 | ❌ 非対応 |
| データの所有権 | ✅ 自分で管理 | ✅ 自分で管理 | Notionサーバー | Evernoteサーバー |
| リンク/グラフ | △ ノートリンク可 | ✅ 双方向リンク | ✅ 対応 | ❌ 弱い |
| タスク管理 | ✅ ToDoチェックボックス | プラグインで対応 | ✅ データベース | △ 限定的 |
Joplinの最大の強みは「完全無料でオフライン動作・クラウド同期・暗号化がすべて揃っている」点。Evernoteからの乗り換えにも非常に向いています。
Joplinのインストール方法
公式サイト(joplinapp.org)から無料でダウンロードできます。

- joplinapp.org を開く
- 「Download」ボタンをクリック(Windowsの場合は .exe インストーラー)
- ダウンロードした .exe ファイルを実行してインストール
- 初回起動でUIの言語を設定(ツール → オプション → 表示 → 言語 → 日本語)
インストール後、すぐにノートの作成が始められます。アカウント登録は不要です。
Joplinの基本的な使い方

画面の構成(3ペインレイアウト)
Joplinの画面は3つのエリアに分かれています。
| エリア | 内容 |
|---|---|
| 左パネル | ノートブック(フォルダ)の一覧 |
| 中央パネル | 選択したノートブック内のノート一覧 |
| 右パネル | 選択したノートの編集・閲覧エリア |
Evernoteを使っていた方には、ほぼ同じ感覚で使い始めることができます。
Markdown入力とリッチテキストの切り替え
JoplinはデフォルトでMarkdownエディターを使います。リッチテキスト(WYSIWYG)エディターに切り替えることも可能です。
Markdownに慣れていない方は、ツールバーのボタンからも書式設定ができるので安心してください。
タグでノートを整理する
Joplinではノートブック(フォルダ)での整理に加えて、タグを使って横断的に管理できます。
ノートを開いた状態で下部の「タグを追加」からタグをつけることができ、左サイドバーのタグ一覧からフィルタリングが可能です。
ToDoリストとして使う
ノートの種類を「To-do」に切り替えると、ノート一覧でチェックボックスが表示されます。タスク管理ツールとしても活用できます。
OneDriveとの同期設定(5ステップ)
Joplinはクラウド同期に対応しており、OneDriveを使えば複数デバイス間でノートを共有できます。

- ツール → オプション を開く
- 左メニューから「同期」を選択
- 同期ターゲットを「OneDrive」に変更
- 「OneDriveの設定」ボタンをクリック → ブラウザでMicrosoftアカウントにログイン
- 認証が完了したら「今すぐ同期」で同期スタート
Dropbox・Nextcloud・WebDAVも同様の手順で設定できます。自分が使っているクラウドサービスに合わせて選んでください。
Evernoteからの引っ越し方法
EvernoteのデータをJoplinに移行するのは、意外と簡単です。
- Evernoteを開き、移行したいノートブックを選択
- 右クリック → 「ノートブックをエクスポート」→ .enex形式で保存
- Joplinを開き、ファイル → インポート → ENEX – Evernote Export File を選択
- 保存した .enex ファイルを選択して読み込む
- テキスト・添付ファイルがそのまま取り込まれます
画像や添付ファイルも引き継がれるため、ほぼそのままの状態でEvernoteからJoplinへ移行できます。
よくある質問(FAQ)
まとめ:Joplinはこんな人におすすめ
| こんな人におすすめ | 理由 |
|---|---|
| Evernoteの有料化に困っている | .enexインポートで簡単に移行できる |
| 完全無料で使いたい | 本体もクラウド同期も無料で運用可能 |
| オフラインでも使いたい | ローカル保存でネットなしでも動作 |
| データを自分で管理したい | サーバー依存なし・E2E暗号化対応 |
| Markdownで書きたい | ネイティブMarkdown対応 |
「無料・オフライン・Evernote移行」という3点が揃っているノートアプリはJoplinだけと言っても過言ではありません。まずはインストールして試してみてください。
同じノートアプリ系では、Obsidianも非常に人気があります。Joplinとの使い分けの参考にどうぞ。



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