Freeplaneのマインドマップを画像・PDFで書き出す方法

Freeplaneのマインドマップを画像・PDFで書き出す方法 パソコン

Freeplaneでマインドマップを作ったあと、こう思ったことはありませんか。「これ、資料に貼りたい」「人に見せたい」。

ところが、Freeplaneが保存するファイル(.mm)は、相手のパソコンにFreeplaneが入っていないと開けません。メールで送っても「開けませんでした」と返ってきてしまいます。

そこで使うのが「書き出し(エクスポート)」です。画像やPDFにしてしまえば、相手が何を使っていても見られます。この記事では、どの形で出せばいいかと、文字が潰れるときの直し方までまとめます。

この記事でわかること
  • 目的別の形式の選び方(画像・PDF・SVG)
  • 書き出しの基本の手順
  • 文字が潰れる・ぼやけるときの直し方
  • 一部の枝だけを出す方法

Freeplaneをまだ入れていない方は、Freeplaneの使い方からどうぞ。ここでは、マップが1つできている前提で進めます。

どの形で出せばいい?

迷ったら、この表のとおりに選べば大丈夫です。

やりたいこと選ぶ形式
資料やブログに貼るPNG 画像に
印刷する・そのまま配るPDF ファイルに
あとで拡大しても崩したくないSVG 画像に
ウェブページとして見せたいHTML ファイルに
写真の多い資料に貼る(容量を抑えたい)JPEG 画像に

ほとんどの場合はPNGかPDFの2つで足ります。WordやPowerPointに貼るならPNG、そのまま渡すならPDF、と覚えておけば迷いません。

基本の手順

  1. 書き出したいマップを開いておきます
  2. メニューの[ファイル]→[マップをエクスポート…]を開きます
  3. 出てきた一覧から形式を選びます([PNG 画像に][JPEG 画像に][PDF ファイルに][SVG 画像に][HTML ファイルに]
  4. 保存する場所と名前を決めて保存します

これだけです。「マップをエクスポート」という名前さえ覚えておけば、あとは選ぶだけです。

うまくいかないときは
  • 「エクスポートに失敗しました」と出たときは、保存先を変えてみてください(デスクトップなど、書き込める場所)
  • マップに画像を貼っている場合、先にマップを保存しておく必要があります

文字が潰れる・ぼやけるときは

大きなマップをPNGで書き出すと、文字が小さくて読めないことがあります。資料に貼って拡大したら、輪郭がぼやけていた——これもよくあります。

直し方は3つあります。

① 解像度(DPI)を上げる

Freeplaneの環境設定の中に、「書き出し」という欄があり、そこに「出力画像の解像度 (DPI)」という設定があります。ここの数字を上げると、書き出される画像が大きく、くっきりします。

数字を2倍にすると、画像の縦横も約2倍になります(そのぶんファイルも重くなります)。まずは今の値から少し上げて、書き出して確かめるのがおすすめです。

② PDFやSVGで出す

PDFとSVGは、点の集まりではなく「線の指示」で保存される形式です。そのため、どれだけ拡大しても文字がぼやけません。印刷する資料なら、PDFで出してしまうのがいちばん確実です。

このあたりの考え方はGIMPとInkscapeの違いで詳しく書いています。

③ マップを小さく分ける

そもそも、1枚に詰め込みすぎないのがいちばんの解決です。横に長いマップは、資料に貼った時点で読めません。次の「一部だけ書き出す」方法が役に立ちます。

見えているとおりに書き出されます

ここは覚えておくと便利です。書き出される絵は、いま画面で見えている状態とほぼ同じになります。

  • 折り畳んだ枝は、畳まれたまま書き出されます。全部見せたいなら、先に広げておきます
  • 逆に言えば、見せたくない枝は折り畳んでおけばいいということです
  • アイコンや色分けも、見えているとおりに出ます

「書き出す前に、見せたい形に整える」。これだけで、あとから作り直す手間がなくなります。

一部の枝だけ書き出す

マップ全体ではなく、ひとつの枝だけを資料に使いたいときは、こちらです。

やりたいことメニュー
枝だけを別の形式で出す[枝をエクスポート…]
枝を切り出して別のマップにする[枝を新しいマップに…]

大きなマップから章ごとに切り出して、資料のページごとに貼っていく——という使い方ができます。1枚に全部詰め込むより、ずっと読みやすい資料になります。

よくある質問

Q. WordやPowerPointに貼るには?

PNGで書き出して、その画像ファイルを貼り付けます。WordもPowerPointも、画像として扱えば確実です。貼ったあとに小さくしすぎると読めなくなるので、貼ってから一度、印刷の形で確認しておくと安心です。

Q. 相手にも編集してもらいたいときは?

その場合だけは、.mmファイルをそのまま渡します。ただし相手もFreeplaneを入れる必要があります。「見てもらうだけ」ならPDF、「一緒に育てる」なら.mm、と分けて考えてください。

Q. 背景を白くしたいのですが

書き出される背景は、マップの背景色がそのまま出ます。資料に貼ったときに色が浮いてしまう場合は、マップの背景色を白に変えてから書き出してください。

Q. スライドのように見せることはできますか?

Freeplaneにはプレゼンテーションの仕組みがあり、[すべてのプレゼンテーションを PNG で出力する]という項目も用意されています。発表用に順番を作ってある場合は、これで1枚ずつ画像にできます。

まとめ

この記事のポイント
  • 入口は[ファイル]→[マップをエクスポート…]のひとつだけ
  • 貼るならPNG、渡すならPDF
  • 文字が潰れるときは「出力画像の解像度 (DPI)」を上げる
  • 見えているとおりに出る。折り畳みで見せ方を調整できる
  • 大きいマップは枝ごとに分けて書き出す

ほかのマインドマップソフトと比べたい方は無料のマインドマップソフトもどうぞ。基本操作はFreeplaneの使い方にまとめています。

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