「画像の中に書かれている文字を、コピーして使いたいのに選択できない」「スクショの文章を手で打ち直していて面倒」――そんな経験はありませんか?
その悩みを一瞬で解決してくれるのが、Microsoft無料ツールPowerToys(パワートイズ)の中の「Text Extractor(テキストエクストラクター)」です。画面に映っている文字を、画像であってもコピーできる便利機能です。
この機能はいわゆるOCR(画像から文字を読み取る技術)を使っています。難しそうに聞こえますが、使い方はとても簡単。この記事で手順を解説します。
※ PowerToysの導入がまだの方は、先にMicrosoft PowerToysの使い方|Windows作業効率アップの無料ツールをご覧ください。
Text Extractorとは?
Text Extractorは、画面に表示されている文字を、選択した範囲からコピーできる機能です。ふつうはコピーできない「画像の中の文字」や「コピー禁止のPDF」「動画のテロップ」なども、見えていればテキストとして取り出せます。
「手で打ち直す」という地味で面倒な作業が、まるごとなくなります。
画像の文字をコピーする手順
- 文字を取り出したい画像や画面を表示しておく
- キーボードで Windows + Shift + T を押す
- 画面が少し暗くなり、範囲選択モードになる
- コピーしたい文字の範囲をマウスでドラッグして選ぶ
- 選んだ範囲の文字が自動でコピーされる
- あとはメモ帳やWordなどに Ctrl + V で貼り付けるだけ
たったこれだけです。画像の中の文字が、まるで最初からテキストだったかのように貼り付けられます。
日本語を読み取るための設定
初期設定のままだと、英語は読めても日本語がうまく読み取れないことがあります。その場合は、日本語の言語データを追加すると改善します。
- Windowsの「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」を開く
- 日本語の「…」メニュー →「言語のオプション」を開く
- 「OCR(光学式文字認識)」がインストールされているか確認(なければ追加)
- PowerToysのText Extractor設定で、読み取り言語を「日本語」に設定する
こんな場面で役立つ
- 画像の資料から文章を引用したいとき
- コピーできないPDFの文字を取り出したいとき
- スクショに写った住所やメールアドレスを入力したいとき
- 動画やセミナー画面のテロップを記録したいとき
- エラーメッセージをそのままコピーして検索・相談したいとき
特に「エラーメッセージのコピー」は地味に便利。長い英語のエラー文も、手で打ち直さずにそのまま検索やAIへの相談に使えます。
よくある質問(FAQ)
Q:無料で使えますか?
A:はい。PowerToysはMicrosoft提供の無料ツールで、Text Extractorもその一機能として無料で使えます。
Q:インターネットにつながっていないと使えませんか?
A:Text Extractorはパソコン内で文字認識を行うため、基本的にオフラインでも動作します。画像を外部に送らないので、プライバシー面でも安心です。
Q:ショートカットキーは変えられますか?
A:変えられます。PowerToys設定のText Extractorで、好きなキーに変更できます。他のソフトと競合する場合に便利です。
まとめ
- 📋 Text Extractor=画像の中の文字もコピーできるOCR機能
- ⌨️ 使い方は Windows+Shift+T → 範囲をドラッグするだけ
- 🇯🇵 日本語を読むには言語のOCRデータ+読み取り言語の設定を
- 🔒 パソコン内で処理するのでオフライン・安心
「画像の文字を手で打ち直す」あの面倒な作業から解放されます。まずはお手元のスクショや画像で、Windows+Shift+T を試してみてください。一度使うと驚くほど便利ですよ。


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