「ウイルスに感染しました」は偽物!サポート詐欺の警告画面の閉じ方と、電話してしまったときの対処

「ウイルスに感染しました」はニセモノ!サポート詐欺の閉じ方と対処 パソコン

インターネットを見ていたら、とつぜん大きな音が鳴って、「ウイルスに感染しました。今すぐサポートに電話してください」という画面が出てきた——。

まず、落ち着いてください。それはニセの警告画面(サポート詐欺)です。画面が出ただけなら、パソコンはウイルスに感染していません。閉じれば大丈夫です。書いてある番号には、電話しないでください。

この記事では、IPA(情報処理推進機構)の案内をもとに、ニセの警告画面の見分け方、閉じ方、そしてもし電話してしまったとき・お金を払ってしまったときにやることをまとめます。

いま画面が出ている人は、これだけ
  • 電話しない
  • キーボードの左上の[Esc]キーを3秒くらい長押しして、右上に出てくる[×]で閉じる
  • だめなら[Ctrl]+[Alt]+[Delete]から再起動。再起動のあとの「復元」は押さない

同じ内容を、YouTubeの動画でも紹介しています。

「ウイルスに感染しました」は偽物!サポート詐欺の警告画面の閉じ方と、電話してしまったときの対処なのだ

ニセの警告画面の特徴

  • ネットを見ているときに、とつぜん画面いっぱいに出てくる
  • 警告音や、「ファイルが削除されます」といった声で、あせらせる
  • マイクロソフトのサポートなどを名乗る
  • 電話番号が書いてある

いちばんの見分けポイントは、画面いっぱいの警告に、電話番号が書いてあることです。こうなっていたら、ニセモノと考えてください。最近は「0101」で始まる番号もあります。これは北米への国際電話で、通話料がかかることもあります。

閉じ方:[Esc]キーを長押し

マウスで[×]を押そうとしても、画面いっぱいに表示されていて閉じられないことがあります。そのときは、次の順番で試してください。

  1. キーボードの左上の[Esc]キーを、3秒くらい長押しします。画面いっぱいの表示が解除されて、右上に[×]が出てくるので、それで閉じます
  2. [×]が出ないときは、警告画面の中を一度クリックしてから、もう一度[Esc]を長押しします
  3. それでもだめなら、[Ctrl]と[Alt]と[Delete]を同時に押して、右下の電源のボタンから再起動します。保存していない作業は消えてしまうので注意してください
  4. 再起動したあと、ブラウザに「前のページを復元しますか?」と出ても、「復元」は押しません。押すと、またニセの画面が出てきます

閉じ方は、練習しておける

IPAが、ニセの警告画面の閉じ方を安全に練習できるサイトを用意しています(パソコン専用)。一度試しておくと、本番であわてずにすみます。

タブレットの場合は、画面を長押しすると、上に[×]が出てくることがあります。

画面の右下に、何度も警告が出てくるとき

画面の右下に、警告のお知らせが何度も出てくるときは、ブラウザの「通知」の設定に、あやしいサイトが登録されていることがあります。ブラウザの設定で、そのサイトの通知の許可を削除すれば止まります。

もし電話してしまったら

大丈夫です。今からでも、できることがあります。電話の相手は、パソコンを遠くから操作するソフト(遠隔操作ソフト)を入れさせようとしてきます。

  1. 入れてしまった遠隔操作ソフトを、アンインストールします
  2. Windowsの「システムの復元」で、ソフトを入れる前の状態に戻します。できなければ、初期化を考えます
  3. 操作されているあいだに情報を見られたかもしれないので、大事なパスワードを変えておきます(強いパスワードの作り方)

お金を払ってしまったら

電話の相手は「サポート料」として、数万円から10万円くらいを請求してきます。よくあるのが、コンビニでギフトカード(プリペイドカード)を買わせて、その番号を言わせる手口です。払わないのがいちばんですが、もし払ってしまったら、すぐに相談してください。

こんなとき相談先
ネットバンキングなどで送金してしまった至急、振込先の銀行へ。自分の銀行と警察にも連絡
ギフトカードなどで支払ってしまった消費者ホットライン「188」(近くの消費生活センターにつながります)
どうしたらいいか迷ったときIPA「情報セキュリティ安心相談窓口」
IPAの案内をもとにまとめました(2026年10月時点)

だまされた人が悪いのではありません。悪いのは、だます人です。はずかしがらずに、早めに相談することがいちばん大事です。

まとめ

  • 画面いっぱいの警告に電話番号があったら、ニセモノ。画面が出ただけなら、ウイルスには感染していない
  • 電話はしない。[Esc]キーを長押しして閉じる。だめなら再起動。「復元」は押さない
  • 電話してしまったら、遠隔操作ソフトを消して、パスワードを変える
  • お金を払ってしまったら、188や銀行・警察、IPAの相談窓口に、早めに相談

あわせて読みたい

この記事は、2026年10月時点の情報をもとにしています。参考:IPA「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ」、IPA「パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意」。

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