私は、仕事でC言語を、プライベートでPythonを書くときに「Visual Studio Code(VS Code)」を使っています。気に入っているのは、書いたプログラムを、同じ画面の中のターミナルでそのまま実行できるところです。
ただ、VS Codeは最初は英語の画面で起動しますし、インストールの途中にも「どれにチェックを入れればいいの?」という画面が出てきます。この記事では、ダウンロードから日本語化、最初にやっておきたい設定、ターミナルの開き方までを順番にまとめます。
VS Codeとは:Microsoftの無料コードエディタ
| 開発元 | Microsoft |
|---|---|
| 価格 | 無料 |
| 対応OS(Windows) | Windows 10 / 11 |
| 最新版 | 1.137(2026年9月9日公開) |
| 更新 | 公式によると、ほぼ毎週リリースがあり、自動で更新されます |
ダウンロード:迷ったら「Windows」ボタン
公式のダウンロードページ(code.visualstudio.com/download)を開くと、大きな「Windows」ボタンがあります。これを押すと、ふつうのパソコン(x64)向けのUser Installerがダウンロードされます。
| 種類 | 特徴 | こんな人に |
|---|---|---|
| User Installer | 管理者権限がいらない。公式のおすすめ | ほとんどの人はこれ |
| System Installer | 管理者権限が必要。Program Filesに入る | パソコンの全ユーザーで使いたい |
| .zip | 解凍して使う。更新は毎回自分で | インストールせずに使いたい |
ARM版のWindows(Snapdragon搭載のノートなど)を使っている方は、ボタンの下の一覧から「Arm64」を選んでください。
インストール手順と、チェックを入れる場所
- ダウンロードしたインストーラーをダブルクリック
- 使用許諾に同意して「次へ」
- インストール先はそのままで「次へ」
- 「追加タスクの選択」の画面で、下の表を参考にチェックを入れる
- 「インストール」→ 終わったら「完了」
「追加タスクの選択」に並ぶ項目と、最初からチェックが入っているかどうかは、VS Codeの公式のインストーラー設定で次のようになっています。
| 項目 | 最初の状態 | おすすめ |
|---|---|---|
| デスクトップ上にアイコンを作成する | オフ | お好みで |
| エクスプローラーのファイル コンテキスト メニューに [Code で開く] アクションを追加する | オフ | オンにする |
| エクスプローラーのディレクトリ コンテキスト メニューに [Code で開く] アクションを追加する | オフ | オンにする |
| サポートされているファイルの種類のエディターとして、Code を登録する | オン | お好みで(オンだと .txt などもVS Codeで開くようになる) |
| PATH への追加(再起動後に使用可能) | オン | そのまま |
[Code で開く] の2つをオンにしておくと、ファイルやフォルダーを右クリックしてすぐVS Codeで開けるようになります。この2つは最初オフなので、入れ忘れる人が多いところです。
日本語化:2つの方法
公式ドキュメントによると、VS Codeは最初は英語で表示されますが、Windowsの言語を見て、合う言語パックを入れるよう案内してくれます。
方法1:起動したときの案内から入れる(いちばん簡単)
日本語のWindowsで初めて起動すると、日本語の言語パックをすすめる案内が出ます。そこからインストールし、再起動すれば日本語になります。
方法2:自分で表示言語を切り替える
案内を閉じてしまったときや、出てこなかったときはこちら。
- Ctrl + Shift + P を押して、上に出る入力欄(コマンドパレット)を開く
- 「display」と入力して、「Configure Display Language」を選ぶ
- 一覧から「日本語」を選ぶ(一覧に無いときは、左側の拡張機能から「Japanese Language Pack」を検索して入れてください)
- 再起動をすすめられるので、再起動する
入るのは、Microsoftが出している「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」という拡張機能です。英語に戻したくなったら、同じ手順(日本語化したあとは「表示言語を構成する」という名前になります)で「English」を選びます。
最初にやっておきたい設定3つ
① 自動保存をオンにする
メニューの「ファイル」→「自動保存」にチェックを入れると、保存し忘れがなくなります。「保存したつもりで実行したら、前の内容のまま動いた」という失敗を防げます。
② ファイルではなく「フォルダー」を開く
「ファイル」→「フォルダーを開く」で、作業するフォルダーごと開くのがVS Codeの基本です。左側にフォルダーの中身が並び、ファイルの行き来や、フォルダー全体からの検索が楽になります。
③ ターミナルの開き方を覚える
VS Codeの中でコマンドを打てる「ターミナル」は、ショートカットのCtrl + `(バッククォート)か、メニューの「ターミナル」→「新しいターミナル」で開きます。開いたフォルダーの場所で始まるので、そのままプログラムを実行できます。
秀丸・Notepad++とどう違う?
私は秀丸エディタも使っていて、C言語やアセンブリのソースを軽く開いて編集・確認するときは秀丸です。一方で、書いてそのまま実行までしたいときはVS Codeを使っています。
| VS Code | 秀丸エディタ | Notepad++ | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 4,400円(更新は無料) | 無料 |
| 得意なこと | フォルダー単位の作業、ターミナルでの実行、拡張機能 | 軽さ、grep | 軽さ、たくさんの言語の色分け |
| 日本語化 | 言語パックを入れる | 最初から日本語 | インストール時に選べる |
もっと使いこなしたい人へ
拡張機能やショートカット、言語ごとの設定まで一通り知りたい方には、画面を見ながら学べる解説書が1冊あると便利です。2024年に出た、VS Codeの操作を幅広く扱った本です。
よくある質問
本当に無料ですか?
無料です。個人でも仕事でも、料金はかかりません。
日本語の案内が出てきません
案内を閉じてしまった場合や、表示されない場合は「方法2」の Ctrl + Shift + P →「Configure Display Language」で切り替えてください。
インストールで [Code で開く] を入れ忘れました
インストーラーをもう一度実行して、「追加タスクの選択」でチェックを入れてからインストールし直す方法があります。
まとめ
- ダウンロードは公式サイトの「Windows」ボタン(User Installer)
- インストール中は[Code で開く] の2つにチェックを足す
- 日本語化は起動時の案内か、Ctrl + Shift + P →「Configure Display Language」
- 自動保存・フォルダーを開く・ターミナル(「ターミナル」→「新しいターミナル」)の3つを最初に覚える

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