「スタエフ(stand.fm)で配信した内容、ブログにも書きたいけど、同じことをもう一度文章にするのが面倒…」――そう感じたことはありませんか?
せっかく10分話した放送も、配信が終われば流れていくだけ。「あの回、いい内容だったのにもったいないな」と思いつつ、ゼロから記事を書き直す気力はない。わたしも同じ悩みを持っていました。
実はこの悩み、無料のAIツールを組み合わせるだけで解決できます。スタエフの音源をGoogleの「NotebookLM(ノートブックエルエム)」に入れると自動で文字起こしされ、さらにClaudeやChatGPTの無料版で校正・タイトル作成・ハッシュタグ作成まで一気にできるんです。
「しゃべったものは、すでに記事の原稿である」――この発想の転換が、発信を一気にラクにします。

問題の本質:配信とブログで「同じ内容を2回作っている」
音声配信とブログを両方やっている人がしんどくなる理由は、作業量が単純に2倍だからではありません。「話す」と「書く」で、同じ内容をゼロから2回作り直しているからです。
しかも音声配信には弱点があります。Googleの検索結果には音声の中身までは載らないので、どんなに良い話をしても、検索からは見つけてもらえないのです。逆にブログは検索に強いけれど、書くのに時間がかかる。
つまりベストなのは「話した内容を、手間をかけずに文章化して、検索に乗る資産に変える」こと。それを無料でやってくれるのが、今回の組み合わせです。
使うのは無料ツール3つだけ
| ツール | 役割 | 料金 |
|---|---|---|
| NotebookLM(Google) | 音声の文字起こし・要約・記事構成づくり | 無料(Googleアカウントがあれば使える) |
| Claude(Anthropic) | 文章の校正・タイトル案・概要文づくり | 無料版あり |
| ChatGPT(OpenAI) | Claudeと同じ用途(どちらか好きな方でOK) | 無料版あり |
NotebookLMは「自分がアップロードした資料だけをもとに答えてくれるAIノート」です。ふつうのAIチャットと違って、アップした音源の内容だけから要約や構成を作ってくれるので、話してもいないことを勝手に混ぜられる心配が少ないのが特長です。
無料版の主な制限は次のとおりです(2026年6月時点)。個人のブログ・配信用途なら十分すぎる枠です。
| 項目 | NotebookLM無料版の上限 |
|---|---|
| 1つの資料(ソース)のサイズ | 200MBまで・50万語まで |
| 1冊のノートブックに入れられる資料 | 50個まで |
| チャット(質問)の回数 | 1日50回まで |
| 対応する音声ファイル | MP3など一般的な形式(アップロード時に自動で文字起こし) |
10分前後のスタエフ放送なら、容量も回数もまったく気にしなくて大丈夫です。
手順①:スタエフから自分の放送をダウンロードする
まず、素材になる音源を手に入れます。スタエフには自分が投稿した放送の音源をダウンロードできる公式機能があります(パソコンのブラウザから行うのが簡単です)。
- パソコンのブラウザで stand.fm のWebサイトを開き、ログインする
- 自分のチャンネルページから「放送リスト」を開く
- 記事にしたい放送の横にある「・・・」メニューをクリック
- 「ダウンロード」を選ぶと、音声ファイルが保存される
ダウンロードできるのは自分の放送だけです(他の人の放送は不可)。ファイルはパソコンの「ダウンロード」フォルダに入ります。
手順②:NotebookLMに音声を入れて文字起こし
- ブラウザで notebooklm.google.com を開き、Googleアカウントでログイン
- 「新規作成」でノートブックを作る(例:「スタエフ記事化」という名前で1冊作っておくと整理しやすい)
- 「ソースを追加」で、さきほどダウンロードした音声ファイルをドラッグ&ドロップ
- アップロードが終わると、自動で文字起こしされてソースとして登録される
特別な操作は何もいりません。アップロードするだけで文字起こしが終わっているのがNotebookLMのすごいところです。
あとはチャット欄に日本語でお願いするだけ。たとえばこんな指示が使えます。
- 「この放送の内容を500文字で要約してください」
- 「この内容をブログ記事の構成(見出し案)にしてください」
- 「この放送で話した手順を箇条書きで抜き出してください」
「文字起こし→構成案」まで、ここで一気に終わります。話し言葉のままでも、見出し付きのたたき台がもらえるので、記事づくりの一番重い部分が消えます。
手順③:ClaudeやChatGPTで「仕上げ」をする
NotebookLMで作った文章はあくまで「たたき台」。ここから先の仕上げは、ClaudeやChatGPTの無料版が得意です。NotebookLMの回答をコピーして貼り付け、次のようにお願いしてみてください。
そのまま使えるお願い(プロンプト)の例
| やりたいこと | お願いの例文 |
|---|---|
| 校正 | 「以下の文章を、ですます調で誤字脱字や話し言葉のクセを直して読みやすくしてください」 |
| 要約 | 「以下の記事を120文字以内で要約してください(ブログの説明文に使います)」 |
| タイトル作成 | 「この記事のタイトル案を、検索されやすい言葉を入れて10個出してください」 |
| 概要欄づくり | 「この内容をスタエフの概要欄用に200文字でまとめてください」 |
| ハッシュタグ作成 | 「この内容に合うハッシュタグを10個提案してください」 |
つまり、1本の放送から「ブログ記事+スタエフの概要欄+ハッシュタグ」まで全部作れるわけです。逆方向(ブログ→配信台本)にも使えます。
ClaudeとChatGPTはどちらも無料版で十分この用途に使えます。無料版は使える回数に上限があり、時間をおくと回復する仕組みです(Claudeはおおむね数時間ごとに回復)。1日1記事の仕上げ程度なら、まず困りません。
うまくいかせる3つのコツ
- ① 録音はきれいに:音声がクリアなほど文字起こしの精度が上がります。マイクを口元に近づける、静かな部屋で録る、が基本です
- ② 長い放送は分割する:1時間を超えるような長い音源は、前半・後半に分けてアップロードすると安定します
- ③ 最後は必ず自分の目で確認:AIは固有名詞や数字を聞き間違えることがあります。公開前に内容チェックだけは人間の仕事です
録音の音質を上げたい方は、無料ソフトAudacityでのノイズ除去や音量調整もあわせてどうぞ(記事末尾にリンクがあります)。文字起こしの精度は「元の音」で決まります。
今日からできる具体的なアクション
- ステップ1:スタエフの放送リストから、いちばん反応が良かった放送を1本ダウンロードする
- ステップ2:NotebookLMにアップして「ブログ記事の構成にしてください」とお願いする
- ステップ3:出てきた構成をClaudeかChatGPTで校正し、タイトル案を10個出してもらう
ここまで、慣れれば15分くらいです。「過去の放送」という眠っている資産が、検索に乗るブログ記事に変わっていきます。
まとめ
- スタエフの自分の放送は、Webサイトから公式にダウンロードできる
- NotebookLM(無料)に音声を入れるだけで、文字起こし〜記事構成まで完了
- ClaudeやChatGPTの無料版で、校正・要約・タイトル・概要欄・ハッシュタグまで仕上げられる
- 最後の事実確認だけは、必ず自分の目で
「話す」と「書く」を別々の作業にせず、1回話したら2つのコンテンツになる流れを作ってしまえば、発信はぐっと続けやすくなります。ぜひ1本、試してみてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの配信が、もっと多くの人に届きますように。


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