ゴッホ展に行って感じたこと|人生の変化、継続する力、そして環境の大切さ

日記 dripping 日記

こんにちは、Nくまです。

先日、福島県内で開催されていたゴッホ展に行ってきました。
暖かい日だったこともあり、どこかへ出かけたい気分だったのですが、せっかくの機会なので思い切って美術館へ足を運んでみました。

以前からゴッホについて少し気になっていて、過去にも話題にしたことがあったのですが、実際に展示を見てみると「やっぱりそうだったんだな」と感じることがたくさんありました。

今回は、そんなゴッホ展を見て感じたことと、そこから考えたことをブログとしてまとめてみたいと思います。

ゴッホの人生をたどる展示が印象的だった

今回の展示は、ゴッホの人生を振り返るような流れになっていました。
オランダ、パリ、アルルという順番で、時代ごとの作品や変化をたどれる構成だったのがとても印象的でした。

アルルという地名は聞いたことがあっても、正直どこにあるのかよく分かっていなかったのですが、展示の最後に地図があり、フランス南部にあることを知りました。
「ああ、ここに移ってから、あの有名な作品群につながっていったんだな」と、少し立体的に理解できた気がします。

そして何より感じたのは、場所によって作品の雰囲気が本当に大きく変わるということでした。

絵の調子や色使い、空気感がまったく違うんです。
もちろん、その土地の光や風景の影響もあるのでしょうし、そこで出会った画家たちの影響も大きかったのだと思います。

そう考えると、環境や人との関わりは、思っている以上に自分に影響を与えるものなんだなと改めて感じました。

初期の作品は、いわゆる「ゴッホらしさ」とはかなり違っていた

今回の展示で特に印象に残ったのは、初期の作品群です。

ゴッホというと、鮮やかな色彩や独特のタッチを思い浮かべる方が多いと思います。
私自身もそうでした。

でも、初期の作品はかなり雰囲気が違っていて、全体的に暗めで、題材も農民や労働する人々が中心でした。
種をまく人、土を掘る人、織物をする人など、暮らしや労働に根ざしたテーマが多かったのが印象的です。

展示では、ゴッホが影響を受けた画家たちの作品も紹介されていて、「なるほど、最初はこういう世界観の延長線上にいたんだな」と納得できました。
影響を受けた絵があり、その流れの中でゴッホ自身の作品も並んでいくので、変化の過程がとても分かりやすかったです。

ちなみに、展示の中で「織子(しょくし)」という言葉が出てきたのですが、私は読めませんでした。
「織物の“織”に、工業の“工”で、こう読むんだ」と、思わぬところで小さな学びもありました。

パリ以降、一気に色彩が華やかになるのが面白い

展示を見ていて驚いたのは、パリに移ったあたりから作品の印象ががらっと変わることでした。

それまでの重厚で暗めの雰囲気から、色彩が一気に明るく、華やかになっていくんです。
「こんなに変わるのか」と思うほどで、その変化の大きさに驚かされました。

やはり人は、出会うものや身を置く場所によって、大きく変わることがあるのだと思います。
ゴッホの絵を見ながら、そんなことまで考えさせられました。

「夜のカフェテラス」はやはり人気だった

展示の終盤には、有名な《夜のカフェテラス》がありました。
やはりそこは特に人気が高く、多くの人が並んでいました。

入場制限もある程度かかっていたようですが、少し待てば見られるくらいの状態で、しっかり鑑賞することができました。
人は多かったものの、見られて本当に良かったです。

写真撮影ができる作品もあったのですが、私はあまり撮らず、ほとんどそのまま見て回りました。
ただ、自画像は撮影させていただいて、いい思い出になりました。

実際に行ってみて感じたのは、知らない作品が思った以上に多かったことです。
有名作品の印象だけでゴッホを語っていた部分もあったのですが、初期から晩年まで流れで見ることで、その変化の大きさがよく分かりました。

そしてやはり、ゴッホの人気の高さもすごかったですね。
連休中だったこともあり、かなり人が多くて驚きましたが、それも含めて「いい休日の過ごし方だったな」と思えました。

ゴッホの人生から感じた「継続する力」の大きさ

ここからは、展示を見ながら改めて考えたことです。

私は以前、『RANGE(レンジ)』という本を読んでいたのですが、その中でもゴッホの経歴が紹介されていました。
ゴッホは最初から画家一本だったわけではなく、画商をやっていた時期があり、そこがうまくいかなかったあとに、教員や伝道師のような仕事も経験しています。

そうした遠回りを経て、最終的に「絵を描く」という道に進んだわけですが、そこから描いた枚数が本当にすごい。
その事実を知ると、やはり継続することの力は大きいと感じます。

才能の話だけではなく、続けることそのものが大きな価値を持つのだと思いました。

同時に、ゴッホの人生を見ていると、「合わない」と思ったら方向を変えることも大切なのかもしれない、とも感じます。
ひとつの場所に無理にとどまるのではなく、自分に合う場所ややり方を探しながら進んでいく。
そういう柔軟さも必要なのかもしれません。

『ダークホース』に出てきた事例にも通じるものがあった

最近読んでいる『ダークホース』という本にも、一般的な成功ルートとは違う道を進んだ人たちの事例が出てきます。

たとえば、ニュージーランドの高校中退のシングルマザーの方が、あるとき親戚の家で見た夜空、天の川に魅了され、そこから独学で学び始め、自宅のテラスに天文台まで作ってしまったという話がありました。
そして、アマチュアとしては久しぶりとなる新惑星の発見にまでつながっていったそうです。

これを読んだとき、「そんなことがあるんだ」と驚きました。
でも同時に、心から惹かれるものに出会ったときの熱量や、そこから継続していく力の強さも感じました。

もう一つ印象に残ったのは、学費が払えずにバーテンダーとして働き始め、その流れで店を買収し、不動産でも成功したあと、さらに転身してオーダーメイドスーツの世界で評価を得たテーラーの方の話です。

まっすぐ一直線のキャリアではなく、かなり曲がりくねった道に見えます。
でも、そういうキャリアの方がむしろその人らしかったりするのかもしれません。

『ダークホース』というタイトルの通り、王道ではない道を通りながら、自分なりの充実や成功を見つけていく人たちの姿が描かれているのですが、それは特別な誰かだけの話ではなく、自分たちにも何かしら参考になる部分があるのではないかと思いました。

環境を変えることが、自分に合うものを見つけるきっかけになることもある

こうした話を読んでいて、ふと自分のことも思い出しました。

私はもともと福島に転勤してきたのですが、最初から強く望んでいたわけではありませんでした。
当時は仕事に少し閉塞感を感じていたこともあり、転職も考えていた時期でした。

そんな中で、「じゃあ転勤してみるか」と、わりと軽いノリで環境を変えた面もありました。
でも実際に変わってみると、それまで見えていなかったものが見えるようになったり、自分に合う面を発見できたりして、結果として大きな意味があったように感じています。

環境を変えることには不安もあります。
ただ、その変化がきっかけで、自分らしさや心地よさに気づけることもあるのだと思います。

標準化ではなく、個性を大事にしていきたい

『ダークホース』を読んでいて感じるのは、社会にはどうしても「標準化」の力があるということです。

みんな同じルート、同じ正解、同じ基準で評価されやすい。
でも本当は、人それぞれ合う環境も違えば、力を発揮できる場所も違います。

だからこそ、自分の内面や感覚を大事にすることが必要なのかもしれません。
ゴッホの人生や、『ダークホース』に出てくる事例を見ていると、そんなことを強く感じます。

まとめ|変化しながら続けることに意味がある

今回、ゴッホ展に行ってみて改めて感じたのは、次のようなことでした。

  • 環境や出会う人によって、人は大きく変わる
  • 最初から完成されているわけではなく、変化の途中にいることが普通
  • 継続することはやはり大きな力になる
  • 合わない場所では、思い切って変えることも大切
  • 標準的な成功ではなく、自分に合う道を見つけることが大事

ゴッホの作品を見に行ったつもりだったのですが、結果的には自分の生き方や働き方についてもいろいろ考えさせられる時間になりました。

美術展というと少しハードルが高く感じることもありますが、実際に行ってみると、作品そのものだけでなく、自分の考えを深めるきっかけにもなるのだなと思います。

なかなか取り留めのない話ではありましたが、今回の記事が少しでも何かの参考になれば嬉しいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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