「読書は大事だとわかっているのに、なかなか続かない…」
これ、本当によくある悩みですよね。わたしもそうでした。本を買っては積んで、また買っては積んで。気づいたら本棚が「買った証」だけになっていた時期があります。
でも今は毎月コンスタントに本を読めるようになりました。変わったのは「量を読もうとするのをやめた」ことと、「読んだらアウトプットする仕組みを作った」ことです。この記事では、わたしが実際に試してよかった読書習慣の作り方と、続けるためのコツを紹介します。

なぜ読書習慣は続かないのか
まず、続かない原因を整理しておきましょう。よくある理由はこの3つです。
- 「まとまった時間がないと読めない」と思っている
- 読み終えても何も残らない気がする
- 義務感で読んでいるから楽しくない
特に2つ目の「読んでも忘れる」という感覚は、読書を続けるモチベーションをじわじわ削っていきます。「また読んでも忘れるだけだし…」と思ったら、手が止まってしまいますよね。
これを解決するカギが、後ほど紹介するアウトプットです。
ハードルを下げる:まずはオーディオブックから始めよう
読書習慣がない人にとって、「本を開いて読む」というのは意外とハードルが高いものです。椅子に座って、本を手に持って、集中して…という一連の動作が必要になります。
そこでおすすめしたいのが、オーディオブックです。
オーディオブックのメリット
オーディオブックとは、本をプロのナレーターが読み上げてくれる音声コンテンツです。スマホのアプリで聴けるので、こんな場面で使えます。
- 通勤・通学の電車やバスの中
- 家事をしながら(料理・掃除・洗い物)
- ウォーキングやジョギング中
- 寝る前にリラックスしながら
わたしが特によかったのは皿洗いしながら聴くパターンです。毎日必ずある家事の時間を、読書時間に変換できます。「皿洗い=オーディオブックを聴く時間」と決めてしまえば、意識しなくても習慣になります。
おすすめのオーディオブックサービス
日本で使えるオーディオブックサービスとしては以下が有名です。
- Audible(オーディブル):Amazonのサービス。月額1,500円でビジネス書・小説など豊富なラインナップ。最初の30日間は無料体験あり。
- audiobook.jp:日本最大級のオーディオブックサービス。月額750円〜で聴き放題プランあり。
「まず試したい」という方は、無料体験から始めるのがおすすめです。「聴く読書」に慣れてきたら、紙の本や電子書籍と組み合わせていくと、読書量がぐっと増えます。

読書を続けるカギは「アウトプット」にあった
読書習慣を長続きさせるために、わたしが一番効果を感じたのがアウトプット(感じたことや学んだことを外に出す)です。
なぜアウトプットが大事かというと、「誰かに伝えることを意識して読む」と、理解の深さがまったく変わるからです。
ただ読むだけだと「いい話だったな〜」で終わります。でも「これを後でブログに書こう」「友達に話してみよう」と思って読むと、自然と「どこが大事なポイントか?」「自分はどう思ったか?」を考えながら読むようになります。これが記憶の定着にもつながります。
アウトプット方法① Obsidianでメモを残す
読んだ内容をデジタルメモとして残すのに便利なのが、Obsidian(オブシディアン)です。
Obsidianは無料で使えるメモアプリで、マークダウン形式でノートを書けます。わたしが気に入っているのは、ノート同士をリンクでつなげられる点です。
たとえば「運動脳」という本を読んだメモを作ったとき、「これ、以前読んだ『幸福の達人』に書いてあったこととつながる!」という発見があれば、2つのメモをリンクさせておきます。こうして知識のつながりが見えてくると、読書がどんどん面白くなっていきます。
読書メモの書き方は、難しく考えなくて大丈夫です。わたしはこんな感じで書いています。
- 本のタイトル・著者
- 読んだ日付
- 一番印象に残ったこと(1〜3つ)
- 自分の生活に活かせそうなこと
これだけで十分です。「全部まとめよう」と思うと続かないので、気になったところだけ書くくらいがちょうどいいです。

アウトプット方法② ブログや読書記録に書く
もう少し手間はかかりますが、ブログに書評・感想記事を書くのも非常に効果的なアウトプットです。
ブログに書くとなると、「どんな人に向けて書くか」「一番伝えたいことは何か」を考える必要が出てきます。この作業が、本の内容を自分の言葉で整理することにつながります。
「ブログはちょっとハードルが高い…」という方は、読書記録アプリでも十分です。ブクログや読書メーターといったアプリを使えば、星評価と一言コメントだけでも記録が残せます。
アウトプット方法③ 誰かに話す・シェアする
一番手軽なアウトプットは、読んだ本について誰かに話すことです。
「この本が面白かったよ」と友人や家族に話すだけでも、本の内容を頭の中で整理することになります。話すためには「何が面白かったか」を自分で理解していないといけないので、自然と内容を振り返ります。
SNSに一言感想を投稿するのも同じ効果があります。「読了!○○が参考になった」と書くだけでも立派なアウトプットです。
読書仲間を見つけると続けやすい
一人で読書を続けるより、一緒に読んでいる仲間がいると格段に続けやすいです。
これはダイエットや筋トレと同じ原理で、「あの人も頑張っているから自分も」という緩やかな競争心や連帯感が、継続のモチベーションになります。
読書仲間の見つけ方
- SNS(X・Instagramなど):読書好きのアカウントをフォローして、感想を投稿し合うコミュニティに参加する
- 読書会:地域の図書館やオンラインで開催される読書会に参加する。初心者向けのものも多い
- ブクログ・読書メーターのコミュニティ:同じ本を読んだ人のレビューを見て交流する
- 身近な友人・同僚:「最近こんな本読んだんだけど」と話しかけてみる。意外と読書好きが周りにいたりする
わたしは読書系のXアカウントをフォローするようになってから、「読んでみたい本リスト」が自然と増えていきました。他の人のレビューを見ていると「これ面白そう!」という気持ちが刺激されます。

読書を続けるための環境づくり
習慣を作るうえで、「やる気がなくても自然にできる環境」を作ることがとても重要です。読書も同じです。
本を「見える場所」に置く
本を本棚にきれいに並べてしまうと、存在を忘れてしまいます。読みかけの本はソファの横やベッドサイドなど、目につく場所に置いておくのがポイントです。「ちょっと待ち時間がある」「寝る前の10分」というタイミングに自然と手が伸びます。
スマホの読書アプリを活用する
電子書籍(KindleやKobo)はスマホで読めるので、どこでもすぐに読み始められます。「本を持ち歩くのが面倒」という方には特におすすめです。
スマホのホーム画面に読書アプリを置いておくと、SNSを開く代わりに本を開く習慣が作りやすくなります。
「1日1ページでもOK」と決める
「読むなら30分以上まとめて読まないと意味がない」と思っていませんか?それは間違いです。
毎日1ページでも読むほうが、週に1回まとめて読むより習慣として定着します。「今日は疲れたから1ページだけ」でも十分。ゼロにしないことが大切です。
まとめ:読書習慣は「仕組み」で作る
読書を続けるために必要なのは、根性や意志の強さではなく「仕組み」です。
- 🎧 オーディオブックでハードルを下げる(家事・通勤中に聴く)
- 📝 アウトプットで記憶に残す(Obsidianメモ・ブログ・人に話す)
- 👥 読書仲間を作って継続力を上げる
- 📚 環境を整えて「読みたくなる状況」を作る
最初から全部やろうとしなくて大丈夫です。まずはオーディオブックを試してみる、あるいは読み終えた本の感想を一言メモするだけでも、確実に変わってきます。
読書は知識を増やすだけでなく、考え方の幅を広げたり、ストレス解消になったりと、生活を豊かにしてくれるものです。ぜひ、自分に合ったスタイルで読書を楽しんでみてください!

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