こんにちは、Nくまです。
今回は、「お金の使い方」について、子どもの頃の思い出を振り返りながら考えてみたいと思います。
最近、『The Art of Spending Money』という本を少しずつ読み始めました。
まだ途中までしか読めていないのですが、それでも「お金の使い方って、ただ節約するとか、たくさん使うとか、そういう単純な話ではないんだな」と感じています。
そんなことを考えていたら、ふと子どもの頃のある出来事を思い出しました。
子どもの頃にもらった1000円の思い出
あれはたしか、小学生の頃のことです。
私は、母方のおじいちゃん、おばあちゃんの家によく一人で遊びに行っていました。今振り返ると、小学生の頃からよく一人で行っていたなと思います。次男ということもあって、どこかで「早く一人で動けるようになりたい」という気持ちがあったのかもしれません。
ある日、おじいちゃんに連れられて畑に行ったことがありました。
おじいちゃんは、当時住んでいた場所とは別に、生まれ故郷のほうに畑を持っていたようで、そこで一緒ににんじんを掘ったり、少し作業をしたりしていた記憶があります。
そのとき、少し時間ができたので、おじいちゃんが私に1000円を渡してくれたんです。
「これで少し遊んできなさい」
そんな感じのことを言ってくれたのだと思います。
でも、結局使えなかった
とはいえ、当時の私は「遊んできなさい」と言われても、どう遊べばいいのかよく分かりませんでした。
今のように、すぐ近くにゲームセンターやショッピングモールがあるわけでもなく、知らない土地で何をすればいいのかピンとこなかったんですね。
なので、とりあえずそのあたりをぶらぶら歩いてみました。
普段行かない場所だったので、
- こんなお店があるんだ
- ここに駅があるんだ
- この道はどこにつながっているんだろう
そんなことを思いながら歩いていたのを覚えています。
それはそれで、十分楽しかったんです。
けれど、手の中には1000円があります。
「これをどう使えばいいんだろう」という気持ちは、最後までずっと残っていました。
お金を使わなくても楽しかった、でも…
結局、その1000円は何も使いませんでした。
今思えば、おじいちゃんとしては
- ジュースでも買っていいよ
- 何か好きなものを買って楽しんでおいで
そんな気持ちで渡してくれたのだと思います。
でも、当時の私はそういう発想があまり浮かびませんでした。
それに、子どもの頃の自分にとっては、100円でも結構大きなお金でした。
だから1000円なんて、かなり高価に感じていたはずです。
嬉しくないわけではありません。むしろ嬉しかったと思います。
ただ、それ以上に「もったいない」という気持ちが強くて、結局そのままおじいちゃんに返してしまいました。
「特に何も買わなかったから、いいよ」
そんな感じで返した記憶があります。
あのとき、別の使い方もあったのかもしれない
この出来事を急に思い出したとき、ふと考えました。
あのときの自分の行動は、あれでよかったのかな? と。
もちろん、使わなかったこと自体が悪いとは思いません。
実際、お金を使わなくても、新しい場所を歩くだけで十分楽しかったわけですから。
ただ、今の自分なら、もう少し違う使い方もできたかもしれないなと思います。
たとえば、
- おじいちゃんに何かちょっとしたものを買う
- のどが渇いていたら、自分の好きなジュースを買う
- その日の思い出になるようなものを一つ買ってみる
そんな使い方もあったかもしれません。
子どもの頃の私は、まだお金を使う経験そのものが少なくて、「何に使うと気持ちよく使えたのか」がよく分かっていなかったんだと思います。
お金の使い方は“サイエンス”ではなく“アート”
今は社会人になって、お給料をいただく立場になりました。
だからこそ、あらためて「お金の使い方」について考えることがあります。
読んでいる本の中では、お金の使い方は万人向けの正解がある“サイエンス”ではなく、人それぞれ違う“アート”だというようなことが書かれていました。
これはとても納得感がありました。
人によって、
- 何に価値を感じるか
- 何に満足するか
- どんな使い方をすると嬉しいか
- 自分だけでなく、周りにも良い影響を与えられるか
そういったことは全部違います。
だから、「これが絶対に正しいお金の使い方です」と言い切れるものではないのだと思います。
もっと早く学んでおきたかったこと
子どもの頃の自分を振り返ると、
「もう少し、お金の使い方について知っていればよかったな」と思う気持ちがあります。
とはいえ、当時はまだ子どもですし、お金について分からないのは当然でもあります。
だからこそ今になって、「どう使うと自分が納得できるのか」「どう使うと気持ちよく生きられるのか」を考えるのは、大事なことなのかもしれません。
節約することも大事。
でも、使うこともまた大事。
そのバランスをどう取るかは、人それぞれなんでしょうね。
もし皆さんなら、1000円をどう使いますか?
あのとき、自分は1000円を使わずに返しました。
それもひとつの答えだったとは思います。
でも、今なら別の答えもあったかもしれない。
そんなことを考えながら、少し昔を振り返っていました。
もし皆さんが、子どもの頃に1000円をもらったとしたら、どう使っていたでしょうか。
ジュースを買うのもいいし、好きなお菓子を買うのもいい。
誰かのために使うのも、思い出として残る使い方かもしれません。
きっと、いろんな答えがありますよね。
そして、そのどれもが、その人なりの「正解」なんだと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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