効率的に学業や仕事されてますか?
努力を最小限にして効率的に活動するためのヒントを得ませんか。
頑張ればいいというものではなく、やりすぎてしまうと効率が悪くなるため、気をつけましょう。
みなさん、こんにちは! Nくまです。
今回は、エッセンシャル思考で有名なグレッグ・マキューン氏の「エフォートレス思考」について拝読しまして、その一部の紹介と感想について書いてみます。
本書はこんな人にオススメ
本書はこんな人にオススメです。
- 著者の前作エッセンシャル思考が面白かったので、次のテーマが気になる人
- 仕事や用事で疲れ気味の人
- 努力を最小にして効率化したい人
これらに対するマインドや方法について書かれている書籍となっております。
ビフォー、本書を読むきっかけ
私は著者のグレッグ・マキューン氏については “エッセンシャル思考” で存じ上げていたので、 「そういえば、エッセンシャル思考の次の本だったよな。どんなことが書かれているんだろう」と思って、図書館で借りてみました(人気の本なので、なかなか借りれませんでした)。
最初は、そもそも自分が疲れていたせいなのか、書籍の前半を読んでも、何を主張しているのか全然分からなかったのです。
しかし、休日に体力を回復させて中盤あたりまで読むことで、だいぶ言わんとしていることが分かりました。
つまり、エッセンシャル思考だけでは足りなかった部分、取り組む対象を絞り込んだとしても、どのように努力を最小化するかという方法やヒントが書かれており、大変参考になりました。
また、自分のように疲れた状態、しっかりと集中力が発揮できない状態だと、無理せず休息をうまく利用しましょうとのことで、自分のこと言われている気がしてしまいます。
ついつい頑張りがちな人へのアドバイスにもなっています。
本書から得られた気づき
正直なところ、自分はガムシャラに働いているところはありますが、働きすぎは決して名誉ではないということですね。
シングルタスクではなく、マルチタスクになりがちで色んな人から色んな質問や問い合わせがあるし、効率も良くないことはなんとなく感じているんですよね。
もっと効率くよく仕事や作業をこなしていきたいと思いました。
効率的にする方法として、いくつか気になったものをピックアップさせていただきます。
努力を減らせないか考える
他人に相談したり、他人からのアドバイスがヒントになることがあります。
実際、難しいなと思えるような仕事でも、打ち合わせでそういう話をしたら「こうすれば簡単にできるよ」って教えてもらって、たしかに自分は気づかない方法だったので、ものすごく簡略化できた経緯があります。
似たような感じで、自分の方法を他人に教えてあげることで、気づくところもあるようですね。コミュニケーション良くしていきたいですね。
本書では、180度逆転させるという方法が紹介されていました。逆から考えてみることで新たな切り口が浮かび上がるということのようです。
少し考えを変えるだけで努力が減るなら、どんどん取り入れていきたいですね。
作業量の上限、下限を設けておくこと
作業量、仕事量に上限を決めておいたほうが良いようです。
書籍の中で紹介されていた南極点到達までの探検隊の話は衝撃的でした。
そこでは、一日の進行の上限を決めておいたほうが、そうじゃない場合よりも、結果的に早く着いたという好事例の説明がありました。
すべてに当てはまるとは限りませんが、長期的なプロジェクトの場合、疲労せずにしっかりとペースを守って続けることは、結果的に早くなるんだなと思いました。
ゆっくりとスムーズにという考えは参考になりました。スムーズな方が摩擦や抵抗が少なく、効率的に作業が出来るイメージですね。焦ってしまったり、集中しすぎているときは忘れがちなのですが、気をつけないといけませんね。
自分のこのブログの場合を考えてみると、平日は一日30分以上、1時間以下というルールでやっているので、案外そういうゆるいルールの方が続きやすいですし、まずは継続することが重要なのかなと感じています。
マラソンとも同じですね。
周りを気にしすぎて無理なペースになるよりも、しっかりと自分のペースを続けたほうが継続しやすくなりますからね。
そういう簡単なことかもしれませんが、改めて気付かされました。
ローマ皇帝アウグゥトゥスの格言に「ゆっくり急げ」、すなわち「急がばまわれ」があります。
自分や他人を過度に急き立てることは仕事をはかどらせるものではない(ヒルティ、幸福論第一部より)。
時代は変われど、共通するところがあるのですね。いろいろと気付かされます。
諸葛孔明の書
少し脱線しまして、諸葛孔明といえば哲人賢人で有名な方ですが、その中でもこんな一節があります。
静以て身を修める
知命と立命 安岡正篤
- ガサガサ、ドタバタな行動ではなく
- しっとりと、落ち着いた行動が望ましい
つまり、動ではなく静になるべきであり、全体の調和が保たれてくると、静か、スムーズになるということですね。 どこか調和が出来ていなかったり未熟であると、ガサガサ・ドタバタになりやすいもの。
優れた機械は大きな音ではなく静かな音で動くということで、たしかに人間にも同じことで当てはまるのですね。一つの立派な思想で勉強になります。
スムーズにゆっくりと活動することは一つの境地なのかもしれません。
全体の調和を保ちたいものですね。
今後の行動に取り入れること
基本的には、しっかり健康に気をつけることと、やることや仕事についてはいつもどおりだけではなく、作業を減らせないか効率化については常に考えておきたいですね。
自分の生活に以下の点を取り入れてきたいと思います。
- もっと効率化できないか、考えること
- 全く別の視線で物事を考えたり、もっと柔軟に考えること。それにより、作業量を減らすことを行ったり、効率的な方法を見つけていくこと。
- 頑張りすぎないように上限を設けること
- しっかり疲れが取れるくらいの仕事量に抑えるようにする。
- 継続できる量に抑えておくこと。
- しっかり休息を取ること
- 睡眠をしっかり取ること、睡眠の質にも気をつけること
- 睡眠前のパソコンやブルーライトに気をつけること
まとめ
エッセンシャル思考は以前に少し読んで分かりやすかったのですが、
今回のエフォートレス思考はどのように効率化すべきか、が書かれているようです。
一点気になったのは、休息とコンディションについて書かれておられました。
しっかりとパフォーマンスを出すためには休息することも必要とのこと。
私の場合、工場で働いていると休憩を忘れ気味になってしまいますが、
細かく休憩を挟んだほうが疲れを残さないですし良さそうですね。
樺沢先生も休憩について同様のこと(こまめに休むほうが良い)をおっしゃってたので、自分の生活に取り入れていきたいなと思いました。
あとは、ペースを守ることですね。仕事量を無理のない量に制限することと、上限を設けたほうがスムーズで結果的に早くなることは目から鱗でした。自分の生活に取り入れていきたいと思います。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました!
以下日本のリンクを貼っておきます。
それではまた🐧
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