こんにちは、Nくまです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
久しぶりにスポーツジムに行ってきました。なんと1ヶ月以上ぶり。体調がすぐれなかったり、用事が続いたりでなかなか行けず…。月額料金を払っているのに「全然行ってないじゃん」と、内心ツッコミつつ、ようやく運動再開です。
とはいえ、30分から1時間ほど軽く体を動かしただけで満足して帰ってきてしまいました。少しずつ、体を慣らしていければいいかなと思っています。家の中での運動も大切ですね。
さて、今回はそんな運動再開の話とともに、最近読んだ—or 聴いた—本について綴ってみます。
馬主の世界を垣間見る『ロイヤルファミリー』
まずご紹介したいのが、早見和真さんの『ロイヤルファミリー』。お友達から借りた一冊です。正直、競馬にはまったく縁がなく、読むのは完全に未知のジャンルでした。

実はこの本、紙の本ではなかなか読み進められず、Audibleで探したら見つかったので、そちらで一気に聴きました。結果的に、音声で聴くことでぐっと内容に入り込めました。これも読書の一つの形ですね。
この物語は馬主本人ではなく、そのマネージャーの視点で進んでいきます。レースの裏側や、馬の管理・経営といった普段触れることのない世界が描かれていて、競馬という文化の深さや、馬と人との関係性を知る良いきっかけになりました。
『アルプス席の母』で感じた、高校野球と母の想い
もう一冊、最近印象に残ったのが『アルプス席の母』という本。こちらは高校野球を「母親の視点」から描いた作品で、Audibleで配信されているのを見つけて聴きました。内容がとてもリアルで、ぐっと引き込まれ、あっという間に最後まで聴き終えてしまいました。
高校球児たちの熱い物語ではなく、それを支える母たちの姿。これまで見落としていた視点に、胸を打たれました。感動だけでなく、「支える人たちの想い」にも目を向けられるようになった気がします。

競争社会への違和感と、ゆるく生きるヒント
一方で、最近は小林正観さんの考え方にも触れていて、「競うこと」や「比較すること」に少し違和感を感じるようにもなってきました。
『ロイヤルファミリー』には競馬特有の勝負の世界が描かれていますが、それとは対照的に、正観さんは「他人に喜ばれること」が人間の本質だと語っています。
私たちの臓器がそれぞれの役割を果たして全体を支えているように、人間関係や社会も、互いを支え合う中に価値があるのかもしれませんね。
時にはがむしゃらに頑張るのではなく、力を抜いて、比べず、マイペースで進む。そんな生き方も大切にしたいなと、改めて感じました。
おわりに
今回読んだ—or 聴いた—本たちから、ふだん触れない世界を知り、少し自分の考え方や感じ方にも変化がありました。
競馬に興味がある方もない方も、『ロイヤルファミリー』は視点の面白さからおすすめですし、『アルプス席の母』は、親として、あるいは支える立場として多くの人の心に響く一冊です。
それではまた次回の読書日記で。
どうぞ、ゆるーく、楽しくお過ごしくださいね。
バイバイ!
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