みなさん、こんにちは!😁
さて、本日は仕事の中での寄り道といいますか、違う分野・文化の人たちとの交流について書きます。
この記事のポイント
- チーム運営、組織のあり方について考えている人向け
- 組織、チームの多様性についてヒントになります。
自分と同じ分野の人たちと一緒に仕事をすることは多いですが、それだと考え方や解決方法が偏りがちです。違う分野の人たちからすると全く違うアイディアをお持ちなので、それらをうまく組み合わせることが今後大事だと感じました。
たとえば、自分はソフトウェア関係の仕事をしており、普段やっている内容がシステムの一部だけというか専門的になってしまうので、自分の仕事の前後のこととか、他の分野のことも知っておくことや、異分野の方との交流は続けていきたいと感じました。
それについてご紹介してきます。
仕事の打合せにて
先日、仕事の打ち合わせの中で
普段は技術的な仕事の中での進捗、実験結果と考察、課題について議論や意見交換する打合せを設けたりしているのですが、最後に私が読んだマシュー・サイドさんの
- 「多様性の科学」
について、軽くお話したことがありました。
ある例としては
CIAの多様性が欠如していた話、サッカーのイングランド代表を強化する話、登山の話、グッチとプラダの成功/失敗話などなど記載されておりました。
これらの本は非常に難しいところもありますが内容は面白くてすごく勉強になりました。ビジネス、仕事においてもとても役に立つ、参考になると思い紹介させていただきました。
そのとき、たまたま自分のソフトウェア関係以外にも、開発の中でのいろんな分野の人が参加してたこともあり、こういう打合せは大事ですよねって話をしていました。システム全体で見ると、メカ機構や電子回路も関係してきますからね。
打合せ2回に分けて少しずつお話していったら、
出席者からビジネス書のお話で少し楽しみにしているとのこと。
なんだか自分にプレッシャーが与えられてますが、他のメンバーのためになってそうなので、もう少し続けてみるつもりです。
多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 [ マシュー・サイド ] 価格:2,200円 |
同じマシューサイドさんの、こちらの本も合わせて読んでいきたい。
失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 [ マシュー・サイド ] 価格:2,090円 |
個人ではなく、集団という組織における失敗や成功について、学校などでは習わないですし、自分として知らないことが多いので、これは大変参考になりました。
異分野との交流
簡単に申しますと、これからは多様性について考えていく必要があります。
世の中や、やっていることが単純であればいいのですが、現代のように世の中や自分たちがやっていることが複雑化していく中で、画一的な組織では、問題があるとのことです。
そういう組織では、新しいアイディアや違った角度からのアプローチ、解決方法の模索がというのが乏しいので、失敗に繋がりやすいようです。
たしかに自分の仕事で課題に直面したときは、どのようにして解決策を探していくのか、あたりをつけるというんですかね、それって結構大事なことで、仕事だとなにかの試験みたいに解答が決まっているわけではないので、ここのアプローチの仕方で随分と変わってきます。
逆に言うと解決策が素晴らしいものであればそこまで苦労しないのですが、解決策が無いとか思いつかないということもあるので、それによっても全然違いますね。
そういう肝になるところ、アイディア出しにおいて有利に働くことがあるので、困ったときは社交的にいろんな人の意見を集めるのはいいかもしれませんね。
少々違う分野になりますが、機械学習の書籍にアンサンブル法が紹介されていました。ある問題を解決するために複数の異なるモデルをまとめる方法で、機械学習の世界において一般的みたいですね。それを利用しているシステムがあるということは知っておいて損はなさそうです。
分派、抹消化の弊害
一方で東洋思想としても、分派、抹消化の弊害ということで、安岡先生も言及されておりまして、
専門的になればなるほど、分派、抹消化が進むと、生命力が希薄になり、全体的統一を失っていく。
統一的、含蓄するという方向へ行かないといけない。
運命を開く 人間学講話 安岡正篤
とあります。
自分とは違う人たちの交流というのは、ここでいう統一的な動きではないかと考えてしまいます。みなさん言っている内容が似てきているということは真理なのかもしれませんね。
自分の殻に閉じこもるのではなく、積極的に交流はしたほうがいいような気がしてきました。
ちょっとでも参考になるかなと思いまして多様性の効果、メリットについてお話しました。
自分としては仕事の打合せの中で話したことは、半分お遊びみたいな内容でそれほど重視していないのですが
これからは、案外、そういう活動が必要なのかもしれませんね
まとめ
正直、我々が取り組んでいる仕事は一つの分野かその近辺ですので、他の分野の仕事を知らなかったりとか視野が狭くなってしまうところありますね。
全く知らない人や違う考えや知識の人と意見交換するのは、参考にならないときも有るけど、考え方など刺激になるし、今後はそれらの重要性を見直していきたいです。
一方で、打ち合わせは多様性を活かせておらず壊滅的に非効率という研究結果があったり、それについてどういう対応があるかとかまだまだ自分の勉強不足で学ぶべきところは多いと思いました。
今度はもう少し詳細な内容に突っ込みつつ
ビジネスに活かせる内容をまた探そうかなと思った次第です。
読書から少しでも自分たちの生活やビジネスに役立てれればいいですね。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
それではまた🐧
コメント