「マインドマップを無料で使いたい」——そう思って調べると、いくつも名前が出てきて迷いますよね。
じつはこの記事、3年前におすすめを3つ紹介した記事でした。ところが2026年に入って状況が大きく変わっていたので、全部調べ直しました。

無料でどこまでできるか、一覧にしました
2026年9月時点で、それぞれの公式サイトを確認した内容です。
| ツール | 無料でできること | 気をつけること |
|---|---|---|
| Freeplane | 全機能・マップ数の制限なし | Javaが必要/見た目は地味 |
| XMind | マップ10個まで | 書き出しに透かしが入る |
| MindMup | マップ3個まで | Googleドライブ版は有料のみ |
| FreeMind | 制限なし | 2014年から更新なし |
| Canva | テンプレートから作れる | マインドマップ専用ではない |
| MindMeister | マップ3個まで | 本格利用は有料 |
| Obsidian+Excalidraw | 制限なし(手書き風に自由に描ける) | Obsidianを使っている人向け |
| WiseMapping | マップ数は無制限(公式サイトに明記) | ブラウザで使う/登録が必要 |
| draw.io | 制限なし(マインドマップのテンプレートあり) | 本来は図を描くソフト |
こうして並べると、はっきりします。「ずっと無料で、数を気にせず使いたい」なら、選択肢はFreeplaneです。
① Freeplane|いま無料で使えるのは、実質これだけ
Freeplaneは、パソコンにインストールして使うオープンソースのマインドマップソフトです。Windows・macOS・Linuxに対応しています。

Javaの入れ方から初期設定まで、画面つきでFreeplaneの使い方|導入と日本語設定にまとめています。これから入れる方は、そちらをご覧ください。
私のもう1つの方法:Obsidian+Excalidraw
私がいま実際にマインドマップを描いているのは、Freeplaneと、もう1つがメモアプリObsidianの「Excalidraw」プラグインです。手書き風の絵が描けるプラグインで、Obsidianの利用者の間では定番になっています(累計790万回以上インストールされています)。
描き方はObsidianのExcalidrawで手書き風マインドマップを作る方法にまとめています。Obsidianもプラグインも無料で、マップの数に制限はありません。
ブラウザだけで使いたいなら WiseMapping
「インストールはしたくない、ブラウザで開いてすぐ書きたい」という方にはWiseMappingがあります。公式サイトには「マップ数は本当に無制限、ずっと無料」と書かれていて、XMindやMindMeisterのような「無料は◯個まで」の制限がありません。

AIに下書きを作ってもらうこともできます
公式サイトの「AIで始める」を押すと、ChatGPTの「Mind map Copilot」という画面が開きます。ためしに「メルカリで本を売る方法」をお願いしてみました。
出てきたのは、「売れる価格を調べる」「写真を撮る」「商品説明を書く」「出品する」「売れたら発送」といった6つの枝と、その下の細かい項目まで日本語で並んだマップでした。枝ごとに色とアイコンも付いています。そのままWiseMappingの編集画面で開いて手直しできるので、白紙から枝を伸ばすのが苦手な方にはちょうどいい入口だと思います。ChatGPTは無料プランのままで試せました。

② XMind|見た目はきれい。ただし無料には制限があります
XMindはデザインがおしゃれで、直感的に使えるのが持ち味です。私の同僚にも何人か使っている人がいます。

ただ、無料でできる範囲は以前より狭くなりました。公式の料金ページを確認したところ、こうなっています。
とはいえ、「自分の中で考えを整理するだけ」なら無料版で十分です。人に見せる予定がなければ、見た目の良さは大きな魅力です。
なお2024年以降、テキストを入れると自動でマップを作ってくれるAI機能(XMind AI)も付きました。こちらもお試し分の回数が決まっています。
③ MindMup|2026年6月に有料化しました
ここが今回いちばん大きな変更点です。以前このブログでは、MindMupのGoogleドライブ版を「いちばん手軽」として紹介していました。

以前この記事に書いていた「Googleドライブでの設定手順」は、無料では使えなくなったため削除しました。古い手順のまま残しておくと、そのとおりにやって「できない」となってしまうので。
④ FreeMind|更新が2014年で止まっています
「無料のマインドマップ」で検索すると、いまでもよく名前が出てくるのがFreeMindです。

ただ、最後の安定版は2014年4月のバージョン1.0.1です。もう12年、更新されていません。
いまから始めるなら、Freeplaneのほうをおすすめします。FreeMindから枝分かれして作られたソフトで、操作の感じは似ていて、FreeMindで作ったファイルもそのまま開けます。そして今も更新が続いています。
図もよく描くなら draw.io
draw.ioは、フローチャートや構成図を描く無料のソフトです。公式サイトでマインドマップのテンプレートと専用の図形が用意されていて、マインドマップも作れます。パソコンに入れて使うこともできますし、ブラウザでも使えます。
私も使っていますが、正直にいうとマインドマップよりフローチャートや仕組みの図を描くことのほうが多いです。「図を描くソフトのついでにマインドマップも作れる」という位置づけで考えるとちょうどいいと思います。枝を足すだけで整うFreeplaneとは、感覚がかなり違います。
そのほかに試したもの
Canva|見栄えを重視するなら
テンプレートで「マインドマップ」と検索すると、きれいなものがいくつも出てきます。選んで文字を書き換えるだけなので、かっこいい図がすぐ作れます。
ただし考えを広げていく道具ではありません。枝を足すたびに手で位置を直すことになります。「発表用にきれいな図が1枚ほしい」ときに向いています。
MindMeister|デザインは一番好みでした
ブラウザで編集するタイプで、デザインが洗練されていて非常に使いやすいです。ただ無料だとマップが3枚までなので、これを主力にするのは難しいところです。
SimpleMind|スマホ・タブレット向け
iPadで使ったことがあります。操作は直感的でおしゃれなのですが、無料版だとファイルの書き出しが難しく、他のソフトに画像を持っていくことができませんでした。
そもそもマインドマップは、何に効くのか
私が使っていて、いちばん役に立っていると感じるのはこのあたりです。
- アイデアの整理・まとめ
- プレゼンの構成づくり
- ブレインストーミング
思いついたことを書き出して、自分やチームの考え・これからやりたいことを整理する。そういう場面で効いてきます。
書籍「現場主導で組織に革命を起こすマインドマップ・リーダーシップ」には、こんなメリットが挙げられていました。
道具よりも「描き方」から知りたい方には、マインドマップを考えたトニー・ブザン本人の本があります。枝の伸ばし方や色の使い方といった基本から、仕事での使い方までまとまっています。
結局どれを選べばいいか
| こんな方は | これ |
|---|---|
| ずっと無料で、数を気にせず使いたい | Freeplane |
| 資料に貼る・人に渡す予定がある | Freeplane(透かしが入らない) |
| 自分の頭の整理だけ。見た目は大事 | XMind(無料版で十分) |
| 発表用にきれいな図が1枚ほしい | Canva |
| スマホ・タブレットで書きたい | XMind/SimpleMind |
| 手書き風で自由に描きたい | ObsidianのExcalidraw |
| インストールせず、ブラウザで使いたい | WiseMapping(マップ数は無制限) |
| フローチャートなど、図もよく描く | draw.io |
迷ったらFreeplaneです。見た目は地味ですが、あとから「無料の範囲を超えました」と言われる心配がありません。
よくある質問
Q. 本当に完全無料で使えるのはどれですか?
Freeplaneだけです。マップの数にも書き出しにも制限がありません。XMindは10個まで+透かし、MindMupは3個まで、MindMeisterも3個までです。
Q. インストールせずに、ブラウザだけで使えるものはありますか?
WiseMappingがおすすめです。公式サイトがマップ数は無制限・無料と案内しています。ほかにブラウザで使えるものとしてXMind(10個まで)やMindMeister(3個まで)もありますが、無料だと数の上限があります。
Q. ネットにつながっていなくても使えますか?
Freeplaneは使えます。パソコンにインストールするタイプなので、飛行機の中でも大丈夫です。XMindもアプリを入れればオフラインで動きます。MindMupはブラウザで動くので、ネットが必要です。
Q. スマホでも使えますか?
XMindにはiPhone・Androidのアプリがあります。SimpleMindもスマホ向けです。Freeplaneはパソコン専用と考えてください。
Q. FreeMindで作ったファイルはどうなりますか?
Freeplaneでそのまま開けます。FreeMindから枝分かれしたソフトなので、ファイル形式に互換性があります。乗り換えても、これまで作ったものは無駄になりません。
まとめ
無料のソフトは、ある日いきなり条件が変わることがあります。今回まさにそれが起きました。
だからこそ、「ファイルが自分のパソコンの中にある」というのは、思っている以上に大事だと感じています。何かあっても、手元に残るので。
まずは気になるものを1つ、試してみてください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
それではまた🐧


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