なんでもかんでもこなそうとしてしまい、時間に追われてしまうことはありませんか。
そんなとき、エッセンシャル思考が役に立つかもしれませんよ。
みなさん、こんにちは!
先日読んだ「エッセンシャル思考」が面白かったので、書評・感想を書かせていただきます。
- エッセンシャル思考:
- グレッグ・マキューン著の人気書籍でベストセラーになっております。
やらない仕事を決め、やると決めた仕事だけに集中することで、成果を最大化する思考になります。
かくいう私は非エッセンシャル思考なので、とても勉強になりました
マンガでよくわかるエッセンシャル思考もあります。こちらで簡単に読むことができますね。
ただ、時間ある方は書籍を読まされることをオススメします(両方読みましたが、内容的にしっかりしているため)。
以前の私はもっと非エッセンシャル思考
はっきり言って私は非エッセンシャル思考でした。
本書に書かれている通りで、真面目すぎるのか、依頼された仕事はすべて自分でこなそうとするし、
気がつけば残業増えて、仕事では疲れ気味。休日の土日はぐったりして休んでいることがほとんどです。
真面目なことが悪いわけではなく、自分の許容量を超えるものでも、なんとかやろうとし過ぎたのが問題なのですね。そういうことに改めて気付かされました。
本書を読むきっかけ
そんな状態だったので、自分だとこの本に気づかなかったのですが、家族がこのエッセンシャル思考を面白そうだとして購入してくれてたのがきっかけでした。
私もこの本を読ませてもらって、自分の行為を見つめ直すキッカケになりました。
エッセンシャル思考の気づき
ほとんどの仕事がムダ!?
本当に「重要なこと」、「大切なこと」って案外と多くないようです。
たしかに、自分を振り返っても、たわいもない事務仕事に忙殺されたり、打ち合わせに中断されてしまい、なかなか効率が上がらなかったりしますもんね。
また、依頼に対して断る技術も大切で、きちんと断るほうが評判が良くなった。曖昧だったり、時間がかかったりすると相手にとっても良いことではない。
そのためにも、やると決めた仕事を決めるために、時間をとってじっくり選択する。例えば、本書で書かれている100点満点中90点以上のもののみ取り組むとか、非常に分かりやすい例えです。
相当厳しい基準で、ほとんど断ることになってしまいますね。
一方で、成功者のジレンマ:仕事が出来る人に仕事が集まってしまい、必死にこなそうとして体調を崩してしまうエピーソードがいくつも書かれてありました。
自分もそういう経験がありますし、周りの人にもそういう人は居ますので、仕事よりも健康第一ですよね。
そういう行動になってしまう例として知ることができたので、注意したいです。
サラタメさんのシン・サラリーマンでも言及されていますが
エッセンシャル思考: やらない仕事を決め、やると決めた仕事だけに集中する思考とのこと。
パレートの法則 「物事の結果のうち8割は、2割の要素によってもたらされる」という法則。重要な仕事は2割という考え
シン・サラリーマン サラタメ
パレートの法則からも、ほとんど(8割)は重要ではない仕事と分かります。これには衝撃的ですが、なんとなく納得してしまいます。本業の仕事でも、売上のほとんどを上げる商品はだいたい決まってきますし、優秀な社員、キーになる人たちはそれくらいなのかもしれません。
あとは、本当に重要な仕事を見極めることと
それを実行する実行力が大切になってきますね。
自分の行動に取り入れる:ToDo
自分の行動に取り入れるToDoを以下に書いてみました。
- 大事なことに集中すること
- 基本的に依頼されたものはすべてこなそうとしていましたが、まず仕事の重要度を計るようにしています。それから、自分でやるべきか、人にお願いすべきか、選択を入れるようにしています。その際、優先度についても自分なりに決めるようにしてますね。
- 何が大事か選択すること
- 選択の方法については頭を悩ませますが、慎重に選択したいものです。何かを選択することは他の何かを捨てること。
- 残業を減らすこと
- 仕事を他の人にお願いしたり、時間の上限を決めることでやり過ぎを防いでいきます。
- 遊びを取り入れること
- 何事も楽しくやらないと意味ないですからね。
- 上手にNo.と言うこと
- これは、まだまだ出来ていないのですが、重要じゃないことや、出来ないことについては上手にNo.と言いたいですね。
- 十分な睡眠を取ること
- 睡眠が足りていないと不調になりますし、コンディションが悪くなります。
- 睡眠の質がよくなる行動をしていきたいものです。
- いい入浴剤があれば積極的に使うようにしています。
仕事以外への応用
プライベート:遊ぶことや読書にも応用できますよ。
遊びについては、本当にやりたい遊びなのか、また、どれくらい時間がかかるものなのか、よく考えるようになりました。
その遊びを本当にやりたいのかよく自問するようになりましたね。
また、以前はお出かけするとき移動時間とかあまり気にしていなかったのですが、移動時間が長くなると疲れやすいですし、それだけ時間が削られてしまうため、同じような遊びであればなるべく近場を選ぶようになりましたね。
一方、読書についてです。
私は好きな本は全部読んでしまいますが、実際すべて実践できているかと言われると難しいところです。
サラタメさんも言及されていますが、本の中でも自分が気になっていることや悩んでいる箇所だけ読むのは全然ありですよね。
私は、基本的に本は全て読むもの!という先入観がありました。
それからは、本の一部だけ読みでもいいんだなって思うようになりました。なんだか、せっかく買ったのにもったいない気もしますが、自分が悩んでいるポイントが分かって、それを実行できれば十分ですよね。
今度から全て読むという先入観は捨てようと思います。
自分の感覚では、主に巻頭やまえがきにポイントやエッセンスが書かれていることが多く、それらを参考にして本当に読みたい本なのか考えてみるといいと思いました。
まとめ
今回は、エッセンシャル思考について書かせてもらいました!
重要な仕事を見極めること、また、出来ない仕事は断るほうがよいこと。
また、サラタメさんによると、本当に重要なのは全体の2割ということ、その重要なことに集中した方がよいですね。
実際に実行・実践は難しいですが、少しでも自分の行動に取り入れていきたいと思います。
安岡先生も無駄を省くということをおっしゃっていたので、それに通じるものがあると思います。
取るに足らないこと、どうでもいいこと、は案外多くて、それに引っ張られてしまっている気がします。そういうことに注意しないといけませんね。
こちらが何かの役に立てればいいなと思います。
本書には、仕事頑張りすぎて体調崩してしまった方のエピソードがあります。
私も身近で同じように頑張りすぎて体調を崩してしまった方を何人も知っているので、他人事ではないです。
疲労感があれば無理せず休みましょう。。。休むように促すサインなわけですから。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた🐧
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