プロジェクト管理ってうまく行ってますか?
何人もの人を束ねてうまく運用することって難しいですよね。
この本はソフトウェア開発のプロジェクト管理についての書籍になります。
出版が古めで時代遅れのところはあるかもしれませんが、ためになる教訓が書かれていること、実際にプロジェクトで、こういうことあるよねっていう話が書かれており、大変面白かったです。
プロジェクト管理の教訓が得られて大変興味深いですよ。
この本はストーリー仕立てになっており面白い
ソフトウェア開発は知的労働なので、他の分野のものとは違うところがあります。
そのことについても知る一助になります。
はじめに:本書を読む前
「仕事をする上で、ソフトウェア開発の管理について何かしらヒントを得たかった」
ことから本書を手に取りました。
実際に良いヒントというか刺激を受けました。
思い返してみると、管理ということについては、大学などで全くと行っていいほど勉強していませんでした。
こういう本は社会人になって読むようになりましたが、複数人で作業する上での注意点や、どのようにしたらうまく回せるか考えたりするヒントになりました。
何も知らず管理しないといけないのは、怖いですもんね。
ソフトウェアの管理についてお悩みの方にオススメです。
著者 トム・デマルコ氏について
ソフトウェア開発に関する書籍(ピープルウェア、Slackなど)をいくつも出版されている方で、ソフトウェアの仕事をする上で勉強になると考えて、いくつか購入させていただきました(ピープルウェアと熊とワルツをは持ってます)。
著者は、ニューヨークとロンドンに拠点を置くコンサルティング会社アトランティック・システムズ・ギルド社の会長になります。
この業界の経験豊富な方ですね。
本書からの気づき
ソフトウェア開発に関わっている私としては気になるマネジメントです。
それに関するところがいくつも知ることが出来て、大変面白かったです。
架空のストーリーなのでしょうが、現実味のあるお話でして、プロジェクト管理のあるあるがいくつも出てきます。
どこも似たようなことが起きているんだなとうなずけるところがあるので、我々にも参考になるところが多いです。
まずは、冒頭に出てくる4つのポイントを見て、管理ごっこになっていないか確認しておいたほうが良いですね。
本書を一通り読んで、使えるところから実践していけば良いのではと思います。
一方で本書のデメリットとメリットについて書いてみました。
今後の行動に活かすこと
本を読んだだけでは終わりたくないですよね。
本書を読んで、自分の行動に活かすことを考えてみました。
まとめ
ソフトウェア開発は知的労働になりますが、それに関するプロジェクト管理の本はなかなか無いので、そういうことにお悩みの方にはオススメの本になっています。
格言は各章ごとに記載されており、そこだけ見ても役に立ちます。
また、小説、ストーリーになっているため、この本を読むだけでも面白い。
そして、この本を自分たちのグループで回覧しました。
設計や人材管理の大切さが少しでも広まればいいなと思います。
ご興味のある方はぜひ、本書を手にとって読んでみてください。
本書のリンク:
追伸
正直、私の会社内で広めるため、2冊買ってしまいました。
両方とも布教のためです。
これが物凄く役立ったかまだわかりませんが、少しでも設計を書くようになってくれたらいいなと思います。
あとは、この本について記事を書くつもりは無かったのですが、ソフトウェア開発は今後も重要になってきますし、自分の記憶に定着させるためにも少し書いてみました。
なにかの参考に慣れば幸いです。
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それではまた🐧
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