書評「デッドライン」ソフトウェア開発のマネジメント術

書評デッドライン読書

プロジェクト管理ってうまく行ってますか?

何人もの人を束ねてうまく運用することって難しいですよね。

この本はソフトウェア開発のプロジェクト管理についての書籍になります。

出版が古めで時代遅れのところはあるかもしれませんが、ため・・になる教訓が書かれていること、実際にプロジェクトで、こういうことあるよねっていう話が書かれており、大変面白かったです。

プロジェクト管理の教訓が得られて大変興味深いですよ

Nくま
Nくま

この本はストーリー仕立てになっており面白い

この記事のポイント
  • デッドライン (トム・デマルコ 著 伊豆原 弓 訳)について感想と書評です。
  • タイトルの「締切り」からは連想しづらいですがソフトウェア開発のプロジェクト管理についての本です。
    • ストーリーに沿いながら考えたり教訓を得たりできる。大変面白い書籍。
  • 本書のメリット
    • ソフトウェア開発におけるプロジェクト管理の教訓が得られてためになる。
    • 経験のある方なら、たしかにこういうことあるよねっていうネタが散りばめられており、読んでいて面白い。
  • こんな方におすすめ
    • ソフトウェア開発やプロジェクト管理にご興味のある方
    • ソフトウェア開発や、マネジメントにお悩みの方

ソフトウェア開発は知的労働なので、他の分野のものとは違うところがあります。

そのことについても知る一助になります。

はじめに:本書を読む前

パソコンとソフトウェア開発

「仕事をする上で、ソフトウェア開発の管理について何かしらヒントを得たかった」

ことから本書を手に取りました。

実際に良いヒントというか刺激を受けました。

思い返してみると、管理ということについては、大学などで全くと行っていいほど勉強していませんでした。

こういう本は社会人になって読むようになりましたが、複数人で作業する上での注意点や、どのようにしたらうまく回せるか考えたりするヒントになりました。

何も知らず管理しないといけないのは、怖いですもんね。

ソフトウェアの管理についてお悩みの方にオススメです。

著者 トム・デマルコ氏について

ソフトウェア開発に関する書籍(ピープルウェア、Slackなど)をいくつも出版されている方で、ソフトウェアの仕事をする上で勉強になると考えて、いくつか購入させていただきました(ピープルウェアと熊とワルツをは持ってます)。

著者は、ニューヨークとロンドンに拠点を置くコンサルティング会社アトランティック・システムズ・ギルド社の会長になります。

この業界の経験豊富な方ですね。

本書からの気づき

PDCAのチェックループのイメージ

ソフトウェア開発に関わっている私としては気になるマネジメントです。

それに関するところがいくつも知ることが出来て、大変面白かったです。

架空のストーリーなのでしょうが、現実味のあるお話でして、プロジェクト管理のあるあるがいくつも出てきます。

どこも似たようなことが起きているんだなとうなずけるところがあるので、我々にも参考になるところが多いです。

まずは、冒頭に出てくる4つのポイントを見て、管理ごっこになっていないか確認しておいたほうが良いですね。

正しい管理の4つの本質(本書デッドラインより)
  • 適切な人材を雇用する。
  • その人材を適所にあてはめる。
  • 人々の士気を保つ。
  • チームの結束を強め、維持する。

本書を一通り読んで、使えるところから実践していけば良いのではと思います。

一方で本書のデメリットとメリットについて書いてみました。

デメリット
  • 本書(日本語版)1999年初版なので、内容が古くなっているところがあるかもしれません。
  • ストーリーになっているので、途中でいきなり読むと、話の展開がわからないときがある。順番に読み進めることをオススメします(マインドマップなどメモがあれば解決します)。

メリット
  • ストーリーになっていて、それだけで読み物として面白い。
  • 各章ごとに話のテーマと、そこから得られた教訓が書かれており、理解が深まりやすい。
  • ソフトウェア開発について、なるほどと思うところが多々あります。特に上司からのプレッシャーや無駄な会議など。
    • 自分たちの仕事と比べることができて参考になります。

今後の行動に活かすこと

帰宅する人

本を読んだだけでは終わりたくないですよね。

本書を読んで、自分の行動に活かすことを考えてみました。

今後の行動に活かすこと
  • 人を見ていく必要性
    • 人材、やる気、士気について見ていくことは管理者の仕事である。実際に作業するのは感情のある人間だから。
  • 設計をしっかり行うこと
    • 設計が足りないことが多々ある。
    • 低レベルの設計までなかなか出来ていなかったところがある。
    • 最終インプリメンテーションという手法が使われていた。コーディングをギリギリまで引き伸ばす。
    • この本を他の人に紹介して設計の必要性を広めていきたい。
  • プレッシャーや残業
    • プレッシャーをかけても思考は早くならない。
    • 残業は生産性を逆に下げるという考えを知っておく(特に知的労働においてはそうだと思っています)。
    • 無茶な日程や、大きなプレッシャーがあることについての、恐ろしい考えを知っておく必要がある。

まとめ

デッドラインのまとめ

ソフトウェア開発は知的労働になりますが、それに関するプロジェクト管理の本はなかなか無いので、そういうことにお悩みの方にはオススメの本になっています。

格言は各章ごとに記載されており、そこだけ見ても役に立ちます。

また、小説、ストーリーになっているため、この本を読むだけでも面白い。

そして、この本を自分たちのグループで回覧しました。

設計や人材管理の大切さが少しでも広まればいいなと思います。

ご興味のある方はぜひ、本書を手にとって読んでみてください。

本書のリンク:

追伸

正直、私の会社内で広めるため、2冊買ってしまいました。

両方とも布教のためです。

これが物凄く役立ったかまだわかりませんが、少しでも設計を書くようになってくれたらいいなと思います。

あとは、この本について記事を書くつもりは無かったのですが、ソフトウェア開発は今後も重要になってきますし、自分の記憶に定着させるためにも少し書いてみました。

なにかの参考に慣れば幸いです。

本棚

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それではまた🐧

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