書評「チーズはどこへ消えた?」新しいチャレンジを促してくれる良書

チーズはどこへ消えた? 読書

「新しいことにチャレンジできない」

「新しい環境が不安」「いまのままで満足」

そんなことを考えたことはありませんか。

この本を読めば、それらの悩みが解決するかも知れませんよ。

はじめに

本(チーズはどこへ消えた?)の表紙
チーズはどこに消えた? 表紙

みなさん、こんにちは!

今回は、スペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』についてご紹介します。

この本は、ビジネス書として有名で、変化に対応する力を身につけるためのストーリーが描かれています。

主人公が突如、大好物のチーズがなくなったことをきっかけに、変化を受け入れ、チャレンジすることの大切さを学びます。

本書は、ビジネスシーンにおける変化や不確実性に直面している方には必読の書です。

小冊子のサイズなので、気軽にさくっと読むことが出来ます。

Nくま
Nくま

シンプルなお話ですが、人生の教訓を得ることができます

この記事のポイント
  • チーズはどこへ消えた?」Who Moved My Cheese?(スペンサー・ジョンション)  について感想と書評です。
  • 本書を読むメリット
    • この本に書かれている物語から人生の教訓を得ることが出来ます。
    • 新しいことにチャレンジするメリットを知ることが出来ます。
  • こんな方におすすめ
    • 新しいことにチャレンジしたい方
    • これから新しい環境に身を置く方

本書を読むきっかけ

読書

この本については家族からの紹介でした。

SNSで紹介されていたり、企業の研修でも使われているとのこと。

タイトルも面白そうなので中古で購入!(中古なのは、ご勘弁ください・・・)

すぐに読めそうな本なので、軽い気持ちで読んでみました。

私としても仕事をしている一人なので、なにかの参考になればいいなと思っていました。

本書からの気付き

物語としては短いですが大変面白くて、また私たちに重要な教訓を教えてくれます。

現代は環境の変化が激しいと言われていますよね。

その中で本書は

  • 現状維持バイアス
  • 新しいこと、新しい環境にチャレンジすることの大切さ

を教えてくれています。

変化の激しいときには、その変化を受け入れて、自分たちも変わっていく必要がありますよね。

過去の成功にしがみついていてばかりでは、いけないということですね。

本書からの気付き:変化を楽しもう!
  • 現状維持バイアス
    • 現状に満足してしまったり
    • 過去の成功にしがみついてしまいやすい
  • 新しい変化、チャレンジを恐れる気持ちがあることを知る。
    • 失敗した時を考えたり
    • 現状から悪くなることを恐れる。
  • 世の中の変化を受け入れる柔軟な気持ちが大切
    • 一方で世の中は常に変化している。
    • 変化を受け入れつつ、自分たちも変わっていくことが大事

新しいことにチャレンジして失敗しても、得られるものは大きいと思うんですよね。

私の仕事の場合でも、新しい技術にチャレンジして失敗することはありますが、それがあって別の方法を模索できるようになったり、もっと別の視点で物事を考えられるようになります。

失敗の経験から、別の発想をどんどん考えられますので、うまく利用すればいいだけのこと。

それに、いつまでも同じことの繰り返しですと、飽きてきてしまう自分の性格もありますので、チャレンジってのは大切にしていきたいですね。

人間は新しいことを嫌う性質がある

少々近い話として、たまたま、同じ時期に読んでいたメンタリストDaiGoさんの「超発想力」にですね

人間は新しいことを嫌う生き物という記述がありました。

人間は狩猟採集民の時代が長くその性質が残っていると言われています。その原始の環境はとても不確実性が高く、積極的にアイディアを試すよりも伝統的な生き方を選ぶほうが生きながらえた確率が高い。

ということでした。

人の根底には、こういう性質があることは知っておいて損はないでしょう。

その時代の名残で現状維持や成功にしがみつきやすいんじゃないかと思うと納得ですよね。

ただ、現代はサバンナではないので、いまの時代とはマッチしていません。そのことを知っていくだけでも役に立ちそうですね。

人間は新しい発想を嫌うこと
メモ

今後の行動に活かすこと

ToDo

この本を読んで今後の行動に活かすことを考えてみました。

今後の行動に活かすこと
  • 新しいチャレンジを恐れずに実行していきたい。
    • 知らず知らずのうちに現状維持しようとしてしまうところがあるため、ときどき自分を振り返って、チャレンジやトライしようとしているものがあるのか見つめ直したい。
  • スキマ時間に読み返して、忘れた頃にまた新しく考え直したい。
    • 本は薄くて小さいので本棚を占有しないのはいいですね。忘れた頃に改めて読み直すことで新しい発見がありそう。
    • これを読み直して、自分が直面している問題は無いか、ココロの中で抵抗が生まれていないかとか見つめ直したい。

感想

Nくま
Nくま

話としては短いものですが、テーマは大変面白くて、自分の生き方について色々と考えさせられます。

気分転換にもなりますし、読んでよかった本です。

私の場合、いまの仕事を続けたほうが良いだろうか、現状を続けるべきなのだろうか

知らず知らずのうちに、現状維持してしまうことが多々あります。

私の場合、仕事に不満があっても、まだ続けようって思ってしまいます。

この本を読んで、人にはそういう傾向があることと、ときには思い切って行動、切り替えることの大切さを知りました。

いますぐ転職するとか大きな決断をするわけではないのですが、今後、何か新しいをするときに後押ししてくれますね。

なにか新しいことにチャレンジする、踏み出すときに、また読んでみようかな。

まとめ

チャレンジ

今回は「チーズはどこへ消えた?」Who Moved My Cheese? について書いてみました。

人の性質を考えると、こういうことはあるあるなんですが、人生の教訓としてチャレンジの大切さ、そのときの恐れについて知っておくことは非常に大切と思いました。

今回の記事がなにかのお役に立てれば嬉しいです。

以下に、本のリンクを貼っておきます。

Nくま
Nくま

本書が気になる方は手にとって読んでみてください!

コンフォートゾーンという考え

樺沢紫苑先生的にいうと、コンフォートゾーン(快適領域)になるのでしょうね。

ストレスフリー超大全によりますと、コンフォートゾーン(快適領域)という考え方があります。

私たち、一人ひとりの普段の活動領域、動物で言うところの縄張りに相当します。

このコンフォートゾーンの外側に出てチャレンジすることで、新しい何かを発見や体験をすることができる。

このことを知っておくだけでも、役に立ちそうですよね。

コンフォートゾーンの内側に自分が求めているものが無ければ外に出てみるしか無いでしょう。

そういうことを教えてくれているんだと思いますね。

それではまた🐧

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