書評「News Diet」ニュースの弊害が面白いほどよくわかる

書評ニュースダイエット 読書

ニュースダイエットして人生を豊かにしませんか。

みなさんは、何気なくニュースを見続けてはいないでしょうか。

今回、ロルフ・ドベリさんの書籍「 News Diet(ニュース・ダイエット)」を読んで、自分がいかにニュースに時間を浪費しているか、人生への影響について気づきました。

ニュースと私たちの生活について見直しませんか?

この記事のポイント
  • ロルフ・ドベリ氏の「ニュースダイエット」の概要
  • ニュースによる弊害と、ニュースを減らすことによるメリットについて知る
  • 情報が溢れる世界で、人生を豊かにするコツを知る

はじめに

新聞もニュースの一つ

私達の周りにはニュースが溢れていて、気づいたらその情報の波に飲み込まれてしまいそうです。

私たちが求めなくても、向こうからやってきます。

そしていつの間にか、自分の頭で考えなくなっていますよね。

そんな中、ニュースに対する考え方を知り、自分たちの人生を豊かにしましょう。

この本はこんな方にオススメ
  • ニュースをよく読んだり、習慣になっている方
  • 時間を捻出したい方
  • よりよい人生にしていきた方

本書を読むメリット
  • 普段、意識しないこういうことが分かる
    • ニュースの弊害
    • ニュースを減らすメリット
  • ニュースダイエットのススメ

本書を手に取ったきっかけ

いつもの図書館でフラっと寄った時に、タイトルから、リベ大のおすすめ書籍にあったのを急に思い出します。

タイミングよく借りられたので読んでみました。

哲学、人生に関する本書ですが、ニュースをテーマにして1冊の本になってしまうことが凄いと思ってしまいます。


ニュースに関するデメリット、減らすことによるメリット、減らし方のコツなどがまとめられており
大変面白かったです。


自分がこれまで取ってきた行動について、考えされられます。

ニュース:新聞の束
新聞の束

新たな気づき

以前、著者の方はニュースを浴びるように読んでいたようで、家庭でも新聞やラジオのニュース、テレビのニュースがイベントだったとのことです。

自分の実家も似たようなところあったなと気付かされます。

私の両親も、朝は新聞を広げて読むことが習慣ですし、朝のTVニュース、夜の7時のニュース番組は定番です。

また、テストや試験にも出てくるからということで新聞は読むようにと言われていました。

子供の私もそういうものだと認識していまして、大学生で一人暮らしをし始めても、新聞はとりませんでしたがTVニュースの習慣はそのままでした。

大学生や社会人になっても、テレビのニュースは良く見ていました。

ニュースによる弊害

ニュースを読むことによって教養を得られると思いきや、本書によりますと、むしろ逆のようです。

これでもかってほど書かれていて驚きなんですが、書ききれないためここではかいつまんで。

例としては以下があります。

  1. たわいもないニュースがほとんど。教養は身につかない。
  2. ほとんどのニュースが自分の影響の輪の外のこと。
  3. 悲惨な事件、印象が悪い事件を見て心配になったり嫌な気持ちになり、平穏を乱される。

そう言われてみて自分のことを振り返ってみると、たしかにそうだなと、納得させられる部分が多いです。

教養について考えると、ニュースよりも小説や実用的な本から得たもののほうが大きいですね。

また、ニュースは楽しい気分になるのは一部でして、暗い気持ちになることが多かったです。

また、禅に関する書籍(心配事の9割は起こらない 枡野俊明著)にも、
 「情報が多すぎると迷いが生じる」とあります

とあります。
いまは、情報やニュースが多すぎるのかもしれませんね。

時代は違いますが、同時期に借りたヒルティの幸福論でも「新聞の読みすぎ」は良くないものの一つとしてあげられています。

新聞よりも良書を何冊も持っておくほうがためになるし、朝の大事な時間を新聞に費やしてしまうことを問題視されてますね。

Nくま
Nくま

過去の哲人ふくめて、同じような考えに行き着くわけなんですね

しっかりと自分を確立しておく必要がありますね。

ニュースを減らすことによるメリット

一方でニュースを減らすメリットについても本書で述べられています。

  1. ムダな時間を減らすことができ、自由時間を捻出できる。
  2. 余計な心配をすることが減る。嫌な事件から嫌な気分になることや、その機会が減る。

実際に、私の場合、朝のTVニュースを見ないようにするだけでも、随分と朝の気分が良くなりました。

樺沢紫苑先生も起床直後は脳のゴールデンタイムですから、朝のTVは良くないと書かれていました。

TVよりも何かしらの勉強をしたり仕事をしたり文章を書いたりなど、朝は生産的なことをしたいですね。

いまだと私の場合、朝の時間はこういうことをしようとしています。

  • 本を読む
  • 勉強する
  • 文章を作る
  • プログラミングする
  • マインドフルネス

みなさんも朝の時間は生産的なものにしてみてはいかがでしょうか。

ニュースについて考察と私のToDo

自分の場合、

  • インターネット上のニュース(YahooやGoogleなど)
  • 夜7時前の天気予報とその前後のテレビニュース

 こういうものは習慣的に見てしまったりしてますね。

 振り返ると、こういったインターネット上のニュース、ネットサーフィンは時間の浪費だったことが
 多い気がします。

 仕事の合間とか、休日によくやってしまうのですが、あれは有益だっただろうか自問してみると、たしかに時間の浪費だった気がします。

 これからは、これらの

  •  インターネットのニュース
  •  習慣化しているTVニュース

 を減らしていこうと思います。

 その時間を、もっと休憩したり、運動する時間に当てていきます。

 良質な本を読むのもいいですね!(ブログのネタにもなりますし)

・自分の生活に直結するようなニュース

 
 →これについては「能力の輪」を意識すると良さそうです。

これは自分の影響の輪の中のことなのですが、

「能力の輪」つまり見ても良いものといえば自分に直結するものは必要ということです。

あまり無いですが、天気予報や地域ニュース・イベント情報くらいはいいかもしれません。

つまり、自分の行動・影響が及ぶの出来事であれば、意味があると思います。

一方、ニュースの対極にあるものが長文や書籍のようです。
良い書籍を読むほうが自己成長になる機会になり、そっちのほうがよいですよね。


また、無料で読めるネットニュースという点で考えると、内容については少々疑ってしまいます。
いろんなものにお金がかかるのは当然のことで、無料には何かしら裏がある(広告宣伝費など)と考えてしまいますね。ホームページにも広告が増えてきたと考えるこの頃です。
 

まとめ

ロルフ・ドベリ氏のニュースダイエットを見て、ニュースを減らそうと考えました。

Nくま
Nくま

ニュースを読む時間を、別のことに使うほうが良いですね。


 というわけで、読書や運動など、本当に自分のやりたいことや健康に良いことなどの時間に当てたほうが良さそうだなと気づきを得ることができました。

 これまで、そういう視点でニュースについて考えたことがなかったので大変参考になりました。これを自分の生活に活かしていきたいです。


 一方で、読書の大切さを改めて気付かされました。

こういうことは、ニュースでそれこそ知る機会が無いので、読書や勉強を習慣化していきたいですね。 会社の同僚を見渡してみると社会人になって本を読む人というのは多くない印象です。


 高校、大学を卒業して社会人になってしまうと、そうなってしまうのでしょうか・・・教育の失敗を感じます。
 そういう中でも、私達はもっと、勉強・学習の時間にしていきたいですね。
 朝散歩や運動も忘れないようにしていきたいです。

本書が気になる方はぜひ手にとって読んでみてください。

それではまた 🐧

ここまで読んでいただきましてありがとうございました!

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