書評「マネジャーの最も大切な仕事」あなたはご存知でしょうか?

マネジャーの最も大切な仕事 読書

この本のタイトルにドキッとされた方はいらっしゃいますでしょうか。

マネジャーの最も大切な仕事って何でしょうね。

答えは人それぞれなのかもしれませんが、本書を読むことで、人としての感情やモチベーションの大切さを知ることが出来ます。

本書に関するメモ

みなさん、こんにちは! Nくまです。

今回は、「マネージャーの最も大切な仕事」(テレサ・アマビール、スティーブン・クレイマー著)について感想と書評について書かせていただきます。

こちらは、メンタリストDaiGoさんがYouTubeで言及されておられましたので、個人的に気になっていました。

タイトルの通り、マネージャーにとって、こちらは一読の価値のある本です。

Nくま
Nくま

マネージャーの仕事は私もしていることなので

非常に勉強になりました。

かくいう私はチームをまとめるためマネージャーの仕事をしていることがあるため、本書を読んでみましたが大変勉強になるところがあり、実際の職場で使ってみようと思いました。

この記事のポイント
  • 「マネジャーの最も大切な仕事」 (PROGRESS PRINCIPLE) 進捗の原理 について感想と書評です。
  • この本は職場のリーダーやマネジャー向けの書籍です。
  • 本書を読むメリット
    • 何が仕事の生産性、創造性を高めてくれるのか知ることができる。
      • インナーワークライフ
    • 良い事例と悪い事例を知ることができる。
  • こんな方におすすめ
    • 職場のリーダーやマネージャーされている方
    • 職場の生産性やモチベーションを高めたい方
    • テレワークのススメ方のコツを知りたい方

マネジャーの最も大切な仕事
本の表紙

Nくま
Nくま

内容が気になる方は是非本書を手にとって読んでみてください!

本書のリンク

本書を読む前

仕事とマネジャー

私の場合、職場では何年も勤務していることや、もろもろの要因からチームリーダーやマネジャーの仕事をする機会があります。

また、仕事の内容が複雑になってきて複数人のチームで仕事をする機会も多くなってきております。

私にとってマネージャーとしての仕事としては、上司に少し教えてもらったり本を読みながら自分なりに考えてやっているのですが、まだまだ課題はあると考えています。

おおまかには次の通り

マネジャーの仕事として気をつけていること
  • 大事と考えていること
    • 目標や締切をしっかり守っていくこと
      • (予想外の出来事で守れないこと多々ありますが・・・)
    • 明確な目標を設定
    • モチベーションの維持
  • あまり重要視していない
    • 進捗

そんな中、テレワークの仕事の進め方について悩ましいところがあり、どうしたもんかなと考えているところがありました。

そんな中、メンタリストDaiGoさんがYouTubeの動画でテレワークでの仕事の進め方について言及されておられました。

マネジャーのやるべきことを知っておくことで、実際の仕事に役立てたいので、参考になると思い本書を手に取りました。

本書の気づき

本書は、主に仕事においてのマネージャーに関することについてです。

私の場合、実際に仕事をしつつ、その中で一部マネージャーとしての活動もしているので、私の行動にものすごく関係がある内容です。

本書を読むことで

  • いままで重視していなかった「進捗」について考え直すキッカケになりました。
  • インナーワークライフをポジティブにすることで
    • ポジティブ感情、モチベーションを高めることができること
    • それにより、創造性や生産性が向上すること

こういうところが大変勉強になりました。

インナーワークライフ

本書は、「インナーワークライフ」について取り上げられております。

インナーワークライフという単語をあまり聞き慣れないですが、働く人の内面にあるもので以下の3要素で構成されています。

  • 感情
  • 認識
  • モチベーション
インナーワークライフについて

このインナーワークライフを良好な状態、つまりポジティブな状態であれば

  • 生産性
  • 創造性
  • モチベーション

こういうものが高まるとのことです。

それならば、それを高めるための方法を知りたいですよね。

インナーワークライフを良好にする方法

その有効な方法が「進捗」、やりがいのある仕事が進んでいる感覚が良いとのことです。

確かに、何も進まないよりも、少しでも前進している感覚、小さな成功体験の積み重ねが大切なのでしょうね。

一方でそれを邪魔してしまうものが「障害」

上長がサポートしてくれなかったり、不明確な目標、コロコロ変わる方針など

そういうやる気をそいでしまうことは避けるべきとのことです。

自分がやられてモチベーションが下がることはなるべくなるべきではないということですね。

感情やモチベーションが悪いと、なかなか仕事が進まないのも納得です。

知らず知らずのうちにやってしまっているかもしれないので、自分の行動を気をつけたいですね。

働く人たちのモチベーションを上げるためのコツを知りたいなと考えていたため、本書は非常に参考になりました。

他の書籍を思い出す

トム・デマルコのピープルウェアを思い出します。

ソフトウェア開発においても、エンジニアのやる気が重要と説かれています。

やる気を引き出すために環境を整えてあげたり、常にケアしてあげることは大事ですね。

この本と似たような内容を急に思い出したので、紹介させていただきました。

今後の行動

テレワーク、仕事イメージ

こういうことは本を読んだだけではダメで、実際の生活に役立てないと意味がないですよね。

安岡先生の活学という言葉を思い出しました。

それでは、具体的に以下の2点について考えていきたいと思います。

  • 進捗、日々少しずつ進んでいる感覚を大切にすること
    • 毎日の日報、日誌に何かしらヒントがあるのではないかなと
    • 一人ひとりの日誌にコメントしてあげたり、気になる内容があればフォローしてあげること
  • 障害となる事柄を無くしていくこと
    • 場合によっては、上司や他の関係部署に相談してみることが必要ですね。
  • 役に立ちそうなチェックリストがありますので、一日の反省の際にチェックすること。
    • 次の日や、今後の活動の指針にすること

そういうところは役立ててみたいと思いました。

チェックリストを他の人と共有するのも、たいへん役に立つのではと思いますね。

まとめ

マネジャーの大切な仕事は意外な要因がありつつ、納得できるところも多々ありました。

感情やモチベーションが削がれる出来事もありますからね。

自分としては、そういう障害にならないようにしつつ、小さくても前進(進捗)を感じられるような、そんな取り組みを考えていきたいと思います。

具体的にはタスクを細分化したり、今日やることを書き出してみて、終わり頃には一つでも進んだという感覚で得られるようにするのがいいのではと考えています。

すでに、みなさん、そういうことをされているのかもしれませんが、今後なにかしらの参考に慣れば幸いです。

Nくま
Nくま

内容が気になる方は是非本書を手にとって読んでみてください

エッセンシャル思考に通じるところがある

ちなみに、小さなことをコツコツと進めるということ(進捗)は、エッセンシャル思考の一部として記載されております。

つまり、エッセンシャル思考に「前進」についての章があり、モチベーションを高めるために、前に進んでいる感覚が大事なことが紹介されています。

関連記事として、こちらもどうぞ

それではまた🐧

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