「スマホ」や「SNS」に依存していませんか?
時間を奪われたり、自信を無くしたり、メンタルヘルスに悪影響はありませんか?
スマートフォンの普及により、私たちの生活は便利になりましたが、同時に健康や社会性に悪影響を与える問題も浮き彫りになっています。
そこで、本書「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著)では、スマホがもたらす様々な危険性や影響について、科学的な研究結果や専門家の見解を交えて解説しています。
スマホの使用による脳の変化や睡眠障害、認知症やストレスのリスクなど、今後の生活に役立つ知識が満載です。
現代を生きる我々は知っておいて損はないですし、特にスマホ依存や過剰使用を心配している方は、必読の書といえるでしょう。
実際にSNSをずっとやっていると、心身が病んでくることを感じます
怖そうな話なのですが、私達の身近な生活なため、少しでも見直していきたいですね。
まずは、一日のスマホ利用時間(スクリーンタイム)を知ることで、どれだけ自分がスマホに時間を奪われているか、依存しているか知ることができます。
こういうことを教えてくれる本はなかなか無いけど、私たちの生活に大いに関係するところなので、本書は大変貴重です。
ご興味の有る方はぜひ本書を手にとって読んでみてください。
本書のリンク:
はじめに:本書を読む前
自分はいま40代なのですが、スマホの前は携帯電話(ガラケー)だったので、スマホは携帯電話の延長のイメージでいます(あくまで電話です)。
電話の機能にパソコン機能も持っている、くらいの認識でしかありませんでした。
正直なところタッチパネルがあまり好きではなくてパソコンのキーボードが好きなため、スマホよりパソコン主体に使っている私ですが、よくよく考えるとスマホで
- ゲーム(麻雀やアクション系ゲーム)
- 漫画
こういうものに夢中になってしまうところがあるので、あっという間に時間を費やしてしまっていることに気付かされます。
本書から、スマホの危険性について示唆されていることで、私にとって衝撃的な内容になっています。
これまでそんなに気にしていなかったことなのですが、生活習慣について見直ししようと考えさせられます。
著者について
著者のアンデシュ・ハンセン氏はスウェーデンの精神科医で、ノーベル賞選定で知られる名門カロリンスカ研究所(カロリンスカ医科大学)にて医学を学ばされており、書籍をいくつも出されてます。
「一流の頭脳」「運動脳」も有名ですね。
このように精神科や医学に精通している著者なので説得力があります。
本書からの気付き
スマホに関するリスク、問題点を示唆する研究が紹介されています。衝撃的な内容です。
本書の内容の一部、紹介させていただきますと
- スマホは私たちの最新のドラッグ
- スマホを使う時間が長いほど、心の不調になりやすい。
- メンタルヘルス、睡眠に悪影響
- SNS(フェイスブックやインスタに代表される) 使うほど孤独感が増す。
- 他人との比較になってしまう(比べる相手が多すぎる)
他人と比較するのではなく、過去の自分と比較する方が良いとDaiGoさんや樺沢紫苑さんがお話されていましたが、他社と比較すると自分が惨めな気持ちになりますね(実際、自分のほうが友人少ないし・・・みたいに暗い気持ちになってしまいます)
私の場合、Twitter をすることがありますが、フォロワーさんの数とか 成功されている方を見て比較してしまうと、惨めな気持ちを感じることはあります。
また、ブログで成功している人たち(フォローワー数が伸びたとか、AdSenseに合格した)のツイートがよく表示されているのか、落ち込みやすい気持ちになりやすいです(私の実体験)。
この本を読んでいたので、なるほどそういうことか!っていう発見があって良かったのですが、Twitter で他人の成功を見すぎることも考えものですね。
また、これ以外にもスマホを持っているだけで無意識に集中力が削られてしまい、学力にも悪い影響があるとのことです。
よって、仕事中や勉強中に気が散らないように気をつける必要があります。
自分としてはスマホは便利ツールとして見ていましたが、その危険性についてこれまで知らなかったので、このような内容を教えてくれる本書は貴重でございます。
ただ、スマホは便利な面もありますのでうまく利用していくことだ大事ですね。
今後の行動について
本書の最後にデジタル時代のアドバイスがまとめられております。
一言で言うと「デジタルデトックスを取り入れましょう」という内容です。
私の方で実際にやってみようと思ったことを挙げてみると
- スマホの電源をOFFにして使わない時間帯を設ける
- スマホをあえて身の回りに置かない
- 目覚ましにスマホを使わない
- 目覚まし時計を使用する
こういうカンタンなところから実践しようと思います。
目覚まし時計
自分の場合、目覚まし時計を持っていないため、
電気屋さんで、目覚まし時計を購入しました!
スマホを寝室に入れず、代わり目覚まし時計に使っていましたが、試しにシンプルに目覚まし時計にすることで寝る前に無駄にスマホに触る回数は減りました。
体調も多少はいい感じがします(*^^*)
あまりにも生活の一部になってしまったスマホを切り離すことで自分の時間を創ることが出来ると思います。
是非、取り入れてみてはいかがでしょうか。
スマホの利用時間を知りましょう
実際にスマホを自分から離して触らないようにやってみると、依存性あることに気付かされます。
まずは、利用時間を計測するアプリがあるので、それを使ってみたり利用時間を制限したりすることで、生活を見直していければと考えています。
本書によりますと、「平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ」とあります。
そうなると、一日の利用時間を2,3時間以下にするのが一つの目標ですね。
一方で、樺沢先生の書籍から、休憩時間にスマホを使っている人がいるが、それは休憩にならないから休憩時間にスマホで遊ぶことはもともとありませんが、それをしないように気をつけることと(結構周りにそういう人は多い!)
休日にはよくスマホを触ってしまいますので、これについても気をつけたいですね。
クルマの運転中もスマホを触らないように(危険なため!)気をつけようと思います。
まとめ
意外と自分がスマホに依存していることが分かります。
第一歩として、いまの状況を把握することと、スマホの利便性だけではなく危険性も含めて知ることが大切です。
スマホやSNSの利用に関しての問題点を提起してくれている本書「スマホ脳」。
今後、注意深くこれらを使っていく必要があります。
著者は精神科医という職業柄、精神の不良を訴える患者が増えているとのことですが、たしかに、他人と比べられてしまう社会(SNS)だと生きづらさをどうしても感じてしまいます。
本書で述べられているように、たしかに自分の場合、中学や高校だと、自分のクラスメートとのやりとりとか、せいぜいそれくらいがほとんどだったので、それとは異なる世界になってしまっているのでしょう。
特にインスタグラムは、視覚的にインパクトが強いので、そっちに注意が引っ張られてしまいがちです。
自分が知っている親戚の女の子も、そのせいかスタイルを良くすることに必死なので、健康的に問題ないのか少々心配です。
そういうケースが世界中で起きているのでしょうね。
SNSの利用にも注意したほうが良さそうです(影響が強すぎる)。
無理しないようにしたいものです。
自分の場合、PCからでしかSNSにアクセスできないようにしているので、利用時間は自動的に制限されています。
しかし、すでにツイッターでそういう感じなので、もうやめようかなと考えてしまいます。
また、スマホでSNSは時間が吸い取られそうなので、今後もやらないようにしていこうと思いました。
以下、書籍のリンクを貼っておきます。
内容が気になる方は是非本書を手にとって読んでみてください。
最後に明るい話題
振り返ってみるとこの記事は暗い話題が多かったので、最後は明るい話題を。
たまたまYouTubeを見ていると、メンタリスト Daigo さんが、SNSでもオススメされていたメディアがありました。
それは 「音声メディア」!!
Daigo さんも挙げられていましたが
- ポッドキャスト
- voicy
はありますし、他にも調べてみると
- Stand.fm
- Spoon
などもあるようです。
音声メディアはラジオと同じでストレス解消になるのでしょうね。
音声メディアを通じて他人と会話をしたい欲求を満たされるメリットあるとのことです。
それは凄いことですね。
イギリスやアメリカの研究で、ポッドキャストが自分のメンタルにプラスになるのではないか、ということで、ポッドキャストに熱心な人を調べようです。
音声メディアを良く聞く人は、好奇心が強くて、考え事を楽しんだりできるとのこと。また所属感を強めるとのこと。
よって、私達はもっと音声メディアを使うべきなのかもしれません。
簡単なところは普通のラジオでも良さそうですね。
個人的にはvoicyで本要約を楽しく聞いたりするので、ご自身の好きな話題を選んでみてはいかがでしょうか。
私のスタエフ
というわけで、ポッドキャストの一つである、スタンドFMをはじめてみた私であります。
人とのつながりを感じられますし、楽しいところがありますね
聞いていただけると嬉しいです。
関連記事
アンデシュ・ハンセン氏の他の書籍も面白いです。
私たちの脳に関わることなので、面白い。
それではまた🐧
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