- 日々の生活で「物足りなさ」を感じる
- なんとなく「惰性で生活」している
そういうことってありませんか。
著者の岡本太郎氏は、安全な道や、他人と合わせることを良しとせず、常識人間を捨てて危険な道を行くことで、自分自身が生きること、パッションにつながると説いています。
はじめに
みなさん、こんにちは! Nくまです。
今回は、岡本太郎氏の「自分の中に毒を持て」について書いてみます。
タイトルがなんだか怖そうな印象ですが、YouTube で「まこなり社長」がオススメされていたことと
実際に読んでみると、人生に対する情熱、生命力、そういうものを感じられることが出来まして大変面白かったです。
気になる方はぜひ、本書を読んでみてください。
まわりに合わせたり、現状に満足してしまいがちですが、生きることについて考えさせられる本書です。
本書を読む前
YouTube で、まこなり社長がおすすめされていたので、本書は気になっていました。
大阪万博の太陽の塔はあまりにも有名で名前は存じ上げておりましたが、書籍を読ませていただくのは初めてになります。
最初に読ませていただいたときは、軽く拒絶反応といいますか、内容をきちんと咀嚼、理解できていませんでしたが、時間を置いて読み返したりすることで、自分なりに理解できるようになってきました。
なにか新しいことや、他の人と違うことに取り組もうとしてたり、すでに取り組んでいる方に勇気を与えてくれる書籍でした。
新年早々に拝読してみますと今年一年の抱負を考える時の参考になりました。
ご自身にとって新鮮な気持ちでいるときに、大変よいと思います。
著者について
本書から著者、岡本太郎氏について一部抜粋させていただきますと、以下の通りです。
洋画家。1911年生まれ。18歳でパリに留学、抽象芸術運動に参加。帰国後、前衛的な作品を次々と発表。
絵画、彫刻以外にも評論の執筆など幅広い活動を展開。
1996年没後も、その生き方や独創的な作品は鮮烈な衝撃を与え続けている。
本書の内容
本書の概要は次の通り
内容については少々過激なところがあり読む人を選びます。
一方で、岡本太郎氏の情熱、考え方を知ることができて、もっと自分らしく生きても良いのではと生きる勇気をもらえます。
また、オリジナリティ溢れる書籍ですので、読んでいて刺激をもらえます。
本書の気づき
自分なりに本書の内容をまとめてみますと、
人生には2つの道、分岐点があります。
当たり前ですが、普通は安全な道を選びがちです。
そうではなく、あえて危険な道、茨の道を行くべきだと説かれています。
そうすることで、情熱を感じられたり、生きがいを得たり出来ます。
つまり
- 安全な道:
- そつなく生きていけるが、自分自身に納得できなかったり、なにか違う気がする。
- 他人と同じようにに生きていても自己嫌悪になるだけ。
- 危険な道:
- 大変ではあるが、生きていることを感じられる。
- 情熱や生きがいを感じられる。
せっかくの人生だから、危険な道を行こうじゃないか(他人にあわせない=自分の中に毒を持つ)ということです。
私の親にも似たようなことを諭されたことがあります。
人生には2つの道がある。
- 安全な道
- 危険な道、茨の道
あえて、2. 茨の道に進んでほしい。
短期的に見ると大変だけど、長期的に見ると大きく自己成長につながること
職場の先輩からの教えだったとのことです。
これにも通じるものがありますね。
何も考えないと、この安全で楽な道ばかりを選んでしまいがちですが、
成長していったり、生きがいを感じられたりするのは、むしろ危険な道、茨の道なんですね。
改めて勉強させられます。
今後の行動
自分の人生を振り返ると、たまに、そういう危険な道を行っているときがありました。
たしかに大変な経験ではありましたが、その分、自分自身にとっては勉強になり、よき経験になったことはいうまでもありません。
結果的に自己成長につながっています。
現状、自分は、安全な道:サラリーマンを続けるという行動になってしまっていますが、本当にこのままでいいのかなと考えながら生活しているところがあります。
いきなり、今の生活をやめることは難しいですが、
自分がやりたかったことにつながるような新しい遊び、趣味、副業
こういうところから始めてみようと思います。
常識人間ばかりでは、面白くないですからね。
せっかくなので、より面白い・楽しい人生にしていきたいものですね。
本書の冒頭で岡本太郎氏は、自分を否定するところから始められてます。
これまで自分が積み重ねてきたことを守るというより、むしろ減らしていったほうが、自由に活動できるとのこと。
また、周りに認められるためにやっているわけではないということ、突き抜けてますね。
私のように保守的な人間には出来ない境地ではありますが、こういう要素がないと生きている感覚が減ってしまうことも納得です。
危険な道にかけてみることも、時にはいいのではないでしょうか。
まとめ
今回は、岡本太郎氏の「自分の中に毒を持て」
について書いてみました。
ときには危険な道を行くことも必要ではないかなと感じられる書籍でした。
ご興味の有る方は本書を手にとって読んでみてください。
以下にリンクを貼っておきます。
それではまた🐧
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