みなさん、こんにちは。こんばんは。
Nくまです。いかがお過ごしでしょうか。
いつも放送を聞いてくださり、ありがとうございます。
今回は「財布を拾ったときに悩んだこと」についてお話ししたいと思います。
結論から言うと――落とし物には気をつけましょう、という話になるのですが(笑)、実はこれ、正解がいまだによくわからないんですよね。
朝の散歩で財布を発見

ある朝、少し寒い中を散歩していたときのことです。
まだ薄暗い時間帯で、人通りもほとんどありませんでした。
そんな中、交差点のところに財布が落ちているのを見つけたんです。
周りを見渡しても、持ち主らしき人は誰もいません。
最初は「そのままにしておこうかな」とも思ったのですが、中にお金や保険証が見えたので、「これは届けよう」と思い直し、警察に持っていきました。
警察での“ちょっとした悩み”
警察に届けたとき、「拾得物に関する権利を放棄するかどうか」という欄がありました。
私は特にお礼がほしかったわけではないので、その権利は放棄。
でも、もうひとつ悩んだのが「持ち主に自分の連絡先を伝えてもいいか」という欄です。
正直、ここでかなり迷いました。
普段なら「連絡不要」にするのですが、なぜかそのときは「連絡してもいい」にチェックを入れたんです。
返報性の原理を思い出した
なぜそうしたのか――
たぶん、そのとき思い出したのが『影響力の武器』に出てくる「返報性の原理」だったからです。
この本の新版には、ある大学生のこんなエピソードが紹介されています。
感謝祭の帰省途中、車のタイヤがパンクして困っていたとき、看護師姿の女性がわざわざ逆方向まで送ってくれた。お礼を断られた大学生と家族は、恩返しができないことにそわそわして落ち着かなくなり、最後は感謝祭の祈りの時間に「天国からその女性にお返しをしてください」と神様にお願いした。
親切を受けると、「お返ししなければ」という気持ちが自然に湧いてくる。
これが“返報性のルール”です。
私が感じたこと
たぶん、私もどこかで「拾ったことを伝えた方が、相手の気持ちが落ち着くかもしれない」と考えていたのかもしれません。
結果的に、持ち主の方からお礼の電話をいただき、それで終わりました。
今思えば、少し考えすぎていたかもしれませんが、それも含めていい経験になったと思います。
みなさんならどうしますか?
落とし物を拾ったとき、自分の連絡先を伝えるかどうか――
どちらが正しいか、今でもわかりません。
ただ、どんな場面でも「親切」って、考えれば考えるほど奥が深いですね。
みなさんなら、どうされますか?
というわけで、今回は「財布を拾ったときに悩んだこと」についてのお話でした。
どうぞみなさんも、落とし物には気をつけてお過ごしください。
それではまた。バイバーイ!


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