みなさまは、ポジティブ心理学や幸福優位性についてご存知でしょうか。
苦しい人生・生活を好転させるヒントかも知れません。
みなさん、こんにちは!
樺沢紫苑先生の「読んだら忘れない読書術」に、おすすめ書籍の項目がありまして、
その中にあった「幸福優位7つの法則(ショーン・エイカー)」について興味を持ちました。
試しに読んでみましたら勉強になることが多々ありまして大変面白かったです。
私と似たような境遇の方の参考になるかもしれませんので、こちらに書かせていただきます。
ポジティブ思考になることのメリットを知ることが出来ます。
普段の生活や仕事において、もっとポジティブに行動しようと思わせてくれる本です
これまで私は10年以上も社会人として活動してきましたが、もっと早く知っておけばよかったと思うような内容です。
つまり、仕事や勉強を一生懸命に頑張ったことで成功して幸福につながることを信じてきましたが、そうではなく、幸福が先にあって、その後、成功につながるんだなということが分かりました。
いままでは、無理に無理を重ねて何とかやってたところがありましたが、そうではない別の法則を知ることは大変勉強になりました。
また、幸福を感じたり、まわりとのつながりを大切にしたり、小さなことから始めれそうな行動を知ることが出来ました。我々の生活に活用していきたいものですね😀
本書のリンク:
本書を読むきっかけ
この本を読むきっかけは、上に書いたとおり樺沢紫苑先生の書籍「読んだら忘れない読書術」です。おすすめ書籍として挙げられておりました。
また、ポジティブ心理学について、自分の職場で少し話が出ていたのですが、自分自身が勉強不足で理解度が低かったです。いつかはセミナーで知る機会があるかもしれませんが、自分から積極的に調べたかったため書籍を購入させていただきました。
また、周りの同僚にある程度の影響を与えてしまうポジションではありますので、多少なりとも勉強しておきたい気持ちはあります。
また、本書を読み進めてみて分かったのですが、ポジティブ心理学:どうすれば幸福になったりうまくいくか、という研究、学問はまだまだ少なかったとのことです。ネガティブ面、うつや精神疾患に関する研究が多かったようですね。
それぞれ大事なことはありますが、成果を求められる世の中にどんどんなってしまいそうなため、うまくいく方法というのは、もっと知りたい欲求があります。
本書を読むことで知らなかったことをいくつか知ることが出来、大変勉強になりました。
何度か読み返して理解を深めたいと思わせてくれる本になります。
著者について
著者のショーン・エイカー氏は、ポジティブ心理学の第一人者の一人で、世界45カ国で講演やレクチャーを行っているとのこと。
ポジディブに考えることの大切さを広められているようです。
また、本書によりますとハーバード大学でポジディブ心理学講座をタル・ベンシャハー博士のもとで担当し人気講師となる。コンサルティング会社グッドシンクを立ち上げ、グーグル、マイクロソフト、UBSなどの著名企業で成功と幸福の実証研究を行っている。とあります。
研究結果に基づいてそれを利用する企業へのコンサルティングまでされているとのことで、再現性の高そうな信頼できる内容になっております。
本書からの気付き
本書の重要なところは
幸福優位性:ハピネス・アドバンテージ
になるでしょう。
つまり、以下の通りです。
- 間違い
- 「努力」→「成功」→「幸せ」
- 正しい
- 「幸せ」→「成功」
仕事や学業について 努力したら成功して、成功したら幸福になる
という流れは間違いで、矢印の方向が逆であるとのことです。
幸福、幸せな人が成功しやすい
ということが、心理学と脳科学の研究で明らかになったようです。
それについては大変驚きました。
是非、自分たちの生活に取り入れていきたいものです。
具体的な行動
本書では、7つの法則(具体的な行動)が挙げられておりますが、ここではその中でも私が重要と考えているものを3つに絞ってみました。
以下は本書からの引用になります。
- 幸福優位性:ハピネス・アドバンテージ
- ポジティブな脳は、平常時の脳やネガティブな脳に比べて、生物学的な優位性をもつ。積極性を高めることで、生産性や業績を改善できる。
- 心のレバレッジ化
- 自分の置かれた状況で成功できるかどうかは、マインドセット、すなわち心の持ちよう(てこの支点)によって絶えず変化する。この法則から、幸せと成功をもたらすようにてこの支点を調整する。ポジティブで成長的なマインドセットが成功につながりやすい。
- ソーシャル投資
- 試練とストレスに見舞われると、身を丸めて自分の殻の中に閉じこもってしまいがち。しかし最も成功している人々ほど、友人、同僚、家族との人間関係を大事にして、それを推進力としている。人のネットワークにもっと投資すべきである。
まず、最初の「幸福優位性」が個人的に一番大きいと考えているのですが、
ポジティブな心持ちをすることと、積極的に幸福を感じられるような行動をする必要があります。
幸福感は相対的なものらしく、その人に合えばなんでもいいそうです。
例えば
- 瞑想する
- 何かを楽しみにする
- 意識して人に親切する
- 運動する
- 掃除をする
が挙げられていました。
掃除してキレイになったらうれしいものですからね。一部分でもいいので、これはいいなと思いました。
なんでもいいので、ひとつ以上は自分なりに持っておきたいですね!
また、ソーシャルへの投資です。
思い返すと大変なプロジェクトなのに一人で仕事をやりきることが何度かありましたが、何人かとチームを組んで仕事をしたほうが気分が楽でした。
大変なときこそ、お互いに声を掛け合ったり、励まし合ったりすることが意外と重要なんだなと改めて認識できましたね。
時間がないときは、同僚や友人との会話に時間を割くことは難しいですが、考えを改めていきたいと思います。
今後の行動
本書の最後の方で
「人間の行動は、他の人に感染する」
と書かれていました。
家庭や職場でも、一人、ネガティブな感情の方が居ると雰囲気が伝染してしまいますよね。
自分自身を振り返っても、忙しい時などは不機嫌になりやすかったり、ネガティブな感情になったりすることが多々あります。
そうではなく、もっとポジディブな感情になるように心持ちを変えて、周りへの配慮をしていきたいなと思います。
中にはそういうポジティブな人が一人居るだけでも全然違うんだなと改めて知ることが出来ました。
また、職場での雰囲気がどれだけ大切なものなのか、本書の内容から明確になりました。生産性を上げるためにも見直ししていきたいです。
一方で、ソーシャルへの投資、人とのつながりは大事にしていきたいですね。
改めて振り返ってみると、まわりの人たちに支えられたり、助けられたりすることは多々あります。
こういうところに感謝を忘れないようにしていきたいことと、
日々の挨拶や相談事など、積極的にしていきたいと思います。
まとめ
今回は機会がありまして、「幸福優位7つの法則」について書かせていただきました。
これまで知らなかった幸福優位性について書かれた本で、大変勉強になりました。
これを知っただけではなく、実際の家庭生活や職場にも実際に活用・応用していきたいですね。
プレッシャーがかかったときや失敗したときは、ネガティブになりがちですが、一方で勉強になった、成長につながったと考えるようにしていきたいと思いました。
興味を持てた方はぜひ本書を手にとって読んでみてください。
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