図書館で出会った意外な1冊――呼吸の科学と老子のことば

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こんにちは。Nくまです。
最近ようやく暖かくなってきましたね。春の陽気に誘われて、久しぶりに図書館へ行ってきました。

目的は「老子」の本を探すこと。

昔の中国の思想家で、なんだか最近その言葉が気になるようになったからです。

ストレス発散のヒントを探していたのかもしれません。

でも、図書館って不思議なところで、目的の本だけじゃなく、ふと目に入った別の本に惹かれることってありますよね。

偶然手に取った「ブレス Breath――呼吸の科学」

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まさにそんな感じで、今回も「老子の本の隣にあった」別の一冊に手が伸びてしまいました。
その本のタイトルは『ブレス Breath――呼吸の科学』。

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「間違えて借りちゃったな」と思いながら読み始めたところ、意外にも面白い。

まだ全体の5%くらいしか読めていないのですが、読み進めるのが楽しみな本になりました。

呼吸が大事というのは、昔から言われてきたことですが、それを科学的に解き明かしてくれる一冊。
特に印象的だったのは、「5.5秒かけて吸い、5.5秒かけて吐く」という呼吸法。


それだけでも副交感神経が刺激されてリラックスにつながるそうです。

私自身、血圧が高くて薬を飲んでいるんですが、やっぱり仕事のストレスも関係あるんだろうなと思っています。そんな中で、この本に書かれていた呼吸の方法は、日常に取り入れてみる価値があると感じました。

深呼吸って、意識しないとしないものですが、習慣にできたら心にも体にも良さそうですね。


老子の言葉にふれる

さて、本来の目的だった老子の本にも、ちゃんと手を伸ばしました。

なぜ急に老子が気になったかというと、ある言葉を目にしたからです。

「自分を手放すと、自分になれる」
「自分が何者であるかにこだわらなければ、自分になれるだろう」

とてもシンプルだけど、深い意味を感じました。

現代って、どうしても「自分とは何か」とか「他人からどう見られているか」みたいなことにとらわれがち。でも、それを手放すことで見えてくる「本当の自分」ってあるのかもしれません。

似たような話で、「力を抜いた方がうまくいく」なんて言葉を聞いたこともあります。頑張りすぎないことで、自然と良い流れが生まれる。

老子の思想は、そんなことも教えてくれているような気がしました。

本の内容は、意外とやさしく、読みながらほっこりできるような雰囲気もありました。気負わずに読める古典というのは、ありがたいですね。


読書の面白さは“偶然”にある

今回の図書館訪問では、思いがけず「呼吸」と「老子」という、全く違うジャンルの本に出会いました。


でもどちらも、「心と体をゆるめる」ことに関係していて、不思議なつながりを感じています。

図書館でたまたま出会った本が、思わぬ気づきをくれる。
そんな発見があるから、読書は面白いですね。

これからも、ふとした偶然や気になる言葉に耳を傾けながら、自分のペースで本と向き合っていきたいと思います。

それではまた。
バイバイ。

ありがとうございました

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