【読書レビュー】耳で楽しむインプット時間。最近読んで面白かった2冊の本

日記 dripping 日記

こんにちは、えぬくまです! 気がつけばあっという間に1週間。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

なかなかまとまった読書時間が取れない今日この頃ですが、最近は「耳からインプット」するオーディオブックにハマっています。

今回は、そんな私が最近読んで(聴いて)「これは面白い!」と思った2冊の本をご紹介したいと思います。

■想像がどんどん膨らむ!謎が謎を呼ぶ小説『人形が逃げた』

まず1冊目にご紹介するのは、**『人形が逃げた』**という小説です。

タイトルだけでは全く内容が想像できず、逆にそのミステリアスな雰囲気に惹かれて聴き始めました。

物語は、銀座にいる一人の青年の視点から始まります。しかし、この本の面白いところは、章ごとに主人公が変わり、一人ひとりの視点で物語が語られていくこと。最初は何も知らずに聴いていたので、「一体どういうことだろう?」と、物語が提示する最初の謎を抱えたまま、次の章、また次の章へと引き込まれていきました。

それぞれの視点を通して、バラバラだったピースが少しずつ組み合わさり、だんだんと真相が見えてくる…。この感覚がたまらなく面白いんです!

正直、最初の章だけでも一つの物語として十分に楽しめるくらい引き込まれました。「あの出来事には、実はこんな裏があったのかも?」なんて自分なりに想像を膨らませながら読み進めるのが好きな方には、特におすすめです。

これから読む方には、ぜひ**「何も予備知識がない状態」**で読むことを強くおすすめします!意外とさっくり読めるのに、読後には「そうだったのか!」という深い納得感がありました。

■その”違和感”、気のせいじゃないかも?『オンライン脳』

次にご紹介するのは、図書館で出会った一冊。脳トレのゲームでもおなじみ、川島隆太教授の**『オンライン脳』**です。

こちらは小説ではなく、オンラインコミュニケーションの危険性やデメリットについて科学的に解説した本になります。

最近は仕事の会議や打ち合わせもオンラインが当たり前になりましたよね。私も先日、転職エージェントの方とオンラインでお話したばかりです。そんな日常に潜む「オンラインの落とし穴」について書かれていると知り、興味を惹かれました。

読んでみて、特に「なるほど!」と思ったのが、オンラインのコミュニケーションは対面に比べて「共感」が得られにくいという点。

自分でも薄々感じてはいたんです。オンライン会議って、話の内容自体は伝えられても、こちらの雰囲気や熱意、いわゆる**「熱量」**みたいなものが、どうにも相手に伝わりにくいなと。その逆もまた然りです。

この本は、そんな私の感じていた”違和感”の正体を裏付けてくれるような内容で、非常に興味深かったです。

遠隔で手軽に話せるのはオンラインの大きなメリットですが、やはり対面でのコミュニケーションに勝るものはないのだと改めて感じました。たまには意識して「実際に会って話す」機会を作るのも大切かもしれませんね。

■まとめ

というわけで、今回は最近読んで特に印象に残った2冊をご紹介しました。

小説で非日常の世界に浸るのも、実用書で日々の生活を見つめ直すのも、どちらも読書の面白いところですよね。この記事が、皆さんの本選びの何かしらの参考になれば嬉しいです。

最近は暑い日が続いていますので、皆さんも体調にはどうぞお気をつけてお過ごしください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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