面白い短編小説をお探しでしょうか。
「岸辺露伴は叫ばない」「岸辺露伴は戯れない」は、ジョジョの奇妙な冒険のスピンオフ作品で、原作の独特な世界観を継承している短編小説集です。
マンガ「ジョジョ」がお好きな方はぜひ読んでみてください。
非日常を味わうことができますよ。
はじめに
実は、私にとって岸辺露伴シリーズ(ジョジョの第4部のキャラ)はこれが初めてなのですが、深く考えず何の気なしに読んでみたら「とっても面白かった」ので、紹介してみます。
短編小説集として
- 岸辺露伴は叫ばない
- 岸辺露伴は戯れない
- 岸辺露伴は倒れない
という順番になっています。
一話完結型ですので、順番通りに読まなくてもOKです。
図書館を訪問したときに、たまたま岸辺露伴のシリーズが置いてありまして、そういえば(ルーブルに行く)がなにかの情報誌に出ていたので気になりました。
ドラマや映画になってたと思ったので、そんなに面白いのかしら、はてさて、どんなストーリーだろうと少しの興味を覚えまして、短編小説の「岸辺露伴は戯れない」を借りてみました。
久しぶりの小説でしたが、時間を忘れて読みふけってしまいました。
せっかくの機会なので、「叫ばない」の方は購入して読み終えました。
少しでも参考になればと思い、この記事では感想や書評を書かせていただきます。
一話完結型なのでどちらが先とかは特に無かったです。
本書の概要
ジョジョの奇妙な冒険の第4部に登場するキャラクター
漫画家、岸辺露伴の視点で語られるストーリーです。
本書は、マンガではなく短編小説となっていますのでご注意ください。
一冊に四話ほど収録されています。
面白さを感じる方は、すぐに読み切ることができます。
本書について
本書を読んでみて、デメリットとメリットを書いてみます。
デメリット
本書に関するデメリットは以下の通りです。
目安としては、ジョジョのマンガがOKな人であれば全然大丈夫です。
また、「スタンド」の意味がなんとなく分からないと、理解しにくいところがあります。
メリット
私の場合、読んでいて面白いのですぐに一通り読み終えてしまいました。
謎めいた出来事と、便利なスタンドがしょっちゅう出てくるので、急な展開に驚かされたりします。
読み終えた後、他の岸辺露伴シリーズや、原作マンガ(ジョジョの第4部)はどういう内容なのか気になります。
感想・考察
一言で書くと「面白い」に尽きます。
漫画家っていうキャラで随分と世界が違って見えているのも興味深いです。
最近、小説をあまり読んでいないことと、読んでも想像通りの話の展開が多くてあまり読む気がしませんでした。
ところがこの本は、いい意味で私の予想を裏切り、オリジナリティあふれる展開で楽しむことができました。
読んだ人に刺激を与えたり、新鮮な気持ちにさせるって重要なことなんですね。
あらためて考えさせられました。
別の言い方をすると、クセが強い。色んな意味でジョジョの世界観なんだろな
今回、たいしたキッカケがあったわけではないのですが、この本を読んだのは正解でしたね。
休日としては充実したものとなりました(数時間で軽く読めます)。
私のように、気分転換に奇抜な話を聞きたい方にとってはうってつけではないでしょうか。
そもそもマンガの第4部をきちんと読んでいないので、原作マンガを読んでみようと考えているほどです。
せっかくなので、人生楽しんでいきましょう!
ご興味のある方はぜひどうぞ
JOJOと私の接点
これは蛇足なんですが
自分がジョジョシリーズを読んでいたのは小学生・中学生くらいの頃でした。
そのときは2部の最後あたりと、3部を読んでいた頃で、波紋とスタンドの両方が出てました。
いま思うと、子供ながらあまり理解できていなかった気がしますね。
4部は冒頭までしか知らなかったので、岸辺露伴というキャラについては全く予備知識がありませんでした。
未だにスタンド天国への扉の能力がよく分かっていない
それでも十分楽しめる小説なので、なんとなくの知識があれば十分なのでしょうね。
また、知らないなら知らないで、突拍子もない展開に驚いたりできるのかもしれません。
とにかく、楽しめてよかったなというのが正直なところです。
まとめ
JOJOの第四部、岸辺露伴シリーズを読んでいない私ですが、読んでいて非常に面白い小説でした。
マンガJOJOを読んでいるような不思議な感覚。
奇怪な話に触れられて楽しかったです。
非日常を味わうことができ、すごく気分が変わったのを覚えています。
このシリーズには興味を覚えました。
まだ、読んだことのない人や、ご興味のある方はぜひどうぞ。
以下に本書のリンクを貼っておきます。
読みやすくて気分転換になる本ですので、興味がある方はぜひ本書を手にとって読んでみてください。
それではまた🐧
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